横綱・白鵬、相撲協会に引退の意向伝える 史上最多の1187勝

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
45回目の優勝を果たした大相撲名古屋場所で土俵入りをする白鵬=名古屋市中区のドルフィンズアリーナで2021年7月13日、兵藤公治撮影
45回目の優勝を果たした大相撲名古屋場所で土俵入りをする白鵬=名古屋市中区のドルフィンズアリーナで2021年7月13日、兵藤公治撮影

 大相撲の第69代横綱で歴代最多45回の幕内優勝を誇る白鵬(36)=本名・白鵬翔、宮城野部屋=が27日、師匠の宮城野親方(元前頭・竹葉山)を通じて現役引退の意向を日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)に伝えた。横綱審議委員会(横審)の矢野弘典委員長(産業雇用安定センター会長)が、定例会合後の記者会見で明らかにした。

 白鵬は昨年11月場所後に横審から休場の多さを指摘され、引退勧告に次ぐ「注意」の決議を受けたが、1月に新型コロナウイルスに感染して今年の初場所を休場。4場所ぶりに初日から出場した春場所は右膝の状態が悪化し、途中休場した。右膝を手術して夏場所を休場後、6場所連続休場明けで進退を懸けて臨んだ名古屋場所は全勝優勝した。秋場所は宮城野部屋の力士が新型コロナに感染した影響で休場していた。右膝の状態が思わしく…

この記事は有料記事です。

残り438文字(全文798文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月