1万体のタヌキがお出迎え 信楽焼の魅力発信 滋賀「たぬき村」

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シンボルの巨大な3匹のタヌキ。両サイドのタヌキはコンクリート製で、高さ5メートル34センチ、重さ8トンもあるという=滋賀県甲賀市の信楽陶苑たぬき村で2021年5月19日午後2時15分、日高七海撮影
シンボルの巨大な3匹のタヌキ。両サイドのタヌキはコンクリート製で、高さ5メートル34センチ、重さ8トンもあるという=滋賀県甲賀市の信楽陶苑たぬき村で2021年5月19日午後2時15分、日高七海撮影

 丸く大きな目にふっくらしたおなか、愛嬌(あいきょう)のある笑顔が印象的な信楽焼のタヌキ。滋賀県甲賀市にある観光施設「信楽陶苑たぬき村」ではシンボルの3匹の巨大なタヌキをはじめ、大小さまざまなタヌキの置物などが約1万体以上もあるという。化けてだまされたりしないだろうか。足を運んでみた。

 「たぬき村」は信楽焼の魅力を知ってもらおうと、1982年にオープン。敷地内には陶芸体験ができる教室や信楽焼の食器を販売する売店が入る「作陶館」、タヌキの置物や土産物が購入できる「本館」、欠けたり壊れたりしたタヌキの置物がまつられている「狸(たぬき)地蔵尊」などが軒を連ねる。

 この日、作陶館2階の陶芸教室をのぞくと、観光客がスタッフから説明を受けながら、思い思いに体験を楽しんでいた。土を手でひねって形を作る「手びねり」で器を作る手びねりコースが一番人気という。

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