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新型コロナウイルスの感染拡大などで経営が悪化していた自動車部品製造大手・サンデンホールディングス(本社・伊勢崎市)の事業再生計画が7日の債権者会議で承認され、私的整理の一種「事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)」が成立した。金融機関から630億円の債務免除を受け、今後は中国電機大手・海信集団(ハイセンス)グループ傘下で再建を図る。【妹尾直道】
カーエアコン用コンプレッサーなどを手掛けるサンデンは、2019年後半以降に欧州や中国市場で車両販売そのものが減少したことに加え、新型コロナの感染拡大で中国や欧州、アジアに展開する自社の主力工場が休業に追い込まれたことなどから、売り上げが大きく落ち込んだ。
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