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気象庁は1日、東日本大震災の地震の余震域内で起きる地震でも同日午前10時からは余震として発表しない方針を明らかにした。震災から10年がたち、余震域での地震発生数が震災前の水準に近づいているため。東北地方は元々大きな地震が起きる確率が高く「余震」という発表により、次の震災への防災意識が下がるのを避ける狙いもある。
気象庁は震災以降、青森県沖から千葉県沖までの南北約600キロ、東西約350キロの領域を「余震域」に設定。この領域で起きた地震を、メカニズムに関係なく震災の「余震」と発表してきた。
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