鳥貴族「バーガー事業、居酒屋以上の規模に」大倉忠司社長の狙い

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インタビューに答える鳥貴族HDの大倉忠司社長=北村隆夫撮影
インタビューに答える鳥貴族HDの大倉忠司社長=北村隆夫撮影

 居酒屋チェーン大手、鳥貴族ホールディングス(HD)が、ハンバーガー事業に参入する。チキンバーガー専門店「TORIKI BURGER(トリキバーガー)」の1号店を8月に東京都内で開業する予定。創業以来、焼き鳥居酒屋「鳥貴族」の運営に徹してきたが、新型コロナウイルスの感染拡大も受けて戦略を転換。バーガー事業を「第2の柱」に育て、ウィズコロナ時代に適応する。創業者の大倉忠司社長(61)に参入の狙いを聞いた。【聞き手・鈴木健太】

 ――なぜハンバーガー事業に参入するのですか。

 ◆元々、故・藤田田さん(日本マクドナルド創業者)の本を読んだりし、バーガー事業に潜在的な興味はあったと思います。2~3年前、居酒屋業態の米国進出のため、ニューヨークやロサンゼルスを視察しました。すると、チキンバーガー専門店の繁盛ぶりがすごい。マクドナルドの隣に遅れて出店しても、マクドの売り上げが落ちてしまうほど。面白いと思いました。

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