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(草思社文庫・990円)
戦後詩の歴史に名をとどめる北村太郎(1922~92年)の絶筆となった自伝。談話の録音をもとに書かれた自筆稿の前半に、残されたテープ起こし稿を後進の詩人、正津勉氏が整理した後半を加えて成った。
東京・浅草に育ち、下町の商家の師弟が多く通う府立第三商業学校(三商)で詩作を始める。中桐雅夫、鮎川信夫らの同人誌『ル・バル』に参加。また三商で田村隆一を知り、モダニズムの影響…
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