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コロナ終息願い「どんと祭」 「裸参り」参加者は激減 仙台・大崎八幡宮

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マスクを着けて大崎八幡宮の「御神火」を回る裸参りの参加者ら=仙台市青葉区で2021年1月14日午後5時33分、滝沢一誠撮影
マスクを着けて大崎八幡宮の「御神火」を回る裸参りの参加者ら=仙台市青葉区で2021年1月14日午後5時33分、滝沢一誠撮影

 正月飾りや古くなった神札を燃やす小正月の祭事「どんと祭」が14日、宮城県内各地で行われた。仙台市青葉区の大崎八幡宮では新型コロナウイルス禍の終息を願って恒例の「裸参り」が実施されたが、参加者が激減。感染を避けるために中止となった地域もあった。

 大崎八幡宮の「松焚祭(まつたきまつり)」は2020年に約17万人の参拝客を集め、裸参りには約3000人が参加した。しかし、今年は新型コロナの感染拡大を受けて裸参りへの参加の取りやめが相次ぎ、50団体から368人の申し込みにとどまった。参拝客も10万人程度に落ち込む見込みだという。

 開催にあたり、神社側は「ソーシャルディスタンス」の確保など感染対策を呼びかけた。市民有志の団体「仙台伝統裸参り保存会」は、冷水で身を清める水垢離(みずごり)を中止し、私語を慎むために口にくわえる「含み紙」の代わりにマスクを着用することを取り決めた。

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