クイーンズ駅伝2020注目選手

ワコール・一山麻緒 マラソン現役最速、駅伝では1区のスペシャリスト

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名古屋ウィメンズマラソンで1位でフィニッシュする一山麻緒=名古屋市東区のナゴヤドームで2020年3月8日、兵藤公治撮影
名古屋ウィメンズマラソンで1位でフィニッシュする一山麻緒=名古屋市東区のナゴヤドームで2020年3月8日、兵藤公治撮影

 「クイーンズ駅伝in宮城 第40回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会」(日本実業団陸上競技連合主催、毎日新聞社、TBSテレビ、宮城県など共催、東京エレクトロン特別協賛)が11月22日、宮城県で行われる。東日本大震災直後に始まった宮城開催は今年で10回目で、22チームが参加。「女子駅伝日本一」の座を目指す注目選手を紹介する。(年齢はレース当日現在)

一山麻緒(23)=ワコール

 3月の名古屋ウィメンズマラソンで日本歴代4位、日本選手の国内最高記録を塗り替える2時間20分29秒で初優勝を果たした。2019年3月の初マラソンからわずか1年で日本選手の「現役最速」となり、女子マラソン界の「顔」の一人へと成長した。

 その後は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、練習場所が河川敷に限られた時期もあった。「窮屈な感じはやっぱりあったし、いつまでこの状態が続くのかなという不安もあった」と当時の胸の内を明かす。…

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