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父に学んだ「敵を作るな」
会津なまりのユーモアあふれる語り口で親しまれた渡部恒三元衆院副議長が8月23日、老衰のため88歳で亡くなった。長男の渡部恒雄さん(56)は、笹川平和財団の上席研究員で、テレビなどによく登場する米国政治の専門家である。政治家として、そして父として、息子から見た「平成の黄門様」について、振り返ってもらった。
「あまりに存在感が大きかったので、死んで悲しいというよりは、まだどこかにいるような気がします。お骨も拾ったんですが。身近な人は皆さんそう思っているようです」。9月29日、東京都内で恒雄さんにお話を聞いた。父・恒三さんが亡くなって1カ月余りだったが、取材に応じてくれた。
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