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ハイオクガソリン不正

石油元売り5社がオリジナルブランドで販売し、業界団体も「各社が独自技術で開発した」と説明していたハイオクガソリンの不正が次々と発覚している。

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ハイオク虚偽宣伝 消費者庁がコスモ石油を調査 景品表示法違反の疑い

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消費者庁などが入る中央合同庁舎第4号館=東京都千代田区で2019年2月10日、本橋和夫撮影
消費者庁などが入る中央合同庁舎第4号館=東京都千代田区で2019年2月10日、本橋和夫撮影

 石油元売り3位のコスモ石油がハイオクガソリン「スーパーマグナム」の性能について、少なくとも10年以上、「使い続けるほどエンジンをきれいにしてくれる」などと虚偽宣伝していた問題で、消費者庁が景品表示法違反(優良誤認)の疑いで調査に着手した。関係者が明らかにした。同庁は調査を通告し、宣伝の根拠となった資料の提出などを求めているとみられる。

 同法は、実際の品質よりも著しく優れていると宣伝したり、事実に反して競争業者が販売する商品よりも著しく優れているかのように宣伝したりすることを禁じている。コスモは毎日新聞の指摘を受け、4月に宣伝内容を修正したが、同法は過去の表示にもさかのぼって適用されるため、同庁は調査に乗り出した。

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