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「対策何もしないと重篤患者85万人」北大教授試算 「対策で流行止められる」

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西浦博・北海道大教授(理論疫学)=東京都千代田区で2020年3月25日午前9時34分、金秀蓮撮影
西浦博・北海道大教授(理論疫学)=東京都千代田区で2020年3月25日午前9時34分、金秀蓮撮影

 新型コロナウイルスの流行対策を何もしないと、国内での重篤患者数が約85万人に上るとの試算を、厚生労働省クラスター対策班の西浦博・北海道大教授が15日、公表した。また、重篤患者のうちほぼ半数の40万人以上が死亡すると予測している。外出自粛に代表される行動制限によって、感染被害を軽減できることを市民に理解してもらうのが狙いという。

 試算は、感染者1人がうつす平均人数は2・5人という仮定で実施。人工呼吸器や集中治療室(ICU)での治療が必要となる重篤患者は15~64歳で20万1301人で、65歳以上は65万2066人と見積もった。致死率を成人で0・15%、高齢者で1%と想定すると、死亡者は重篤患者の半数(49%)で、約42万人の予測になる。

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