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生まれ育った高知には「おきゃく」という、家に知り合いを呼んで開く宴会があります。3歳から5歳の頃には年4、5回あって、とても楽しみでしたね。皿鉢(さわち)料理というのですが、サバずし、巻きずし、カツオのたたき、エビ、貝、「天ぷら」と呼ぶさつまあげやかまぼこが大皿に並んでいた。旧正月、収穫後などに集まって、男性も女性もお酒を飲みながら食事をして、明るく楽しかった。強烈に覚えています。
その中で一番食べたかったのが水ようかん。これがもうとてもおいしかったので、一生懸命食べた。彩りを豊かにするためか赤と白があって、特に赤いほうを覚えています。おいしそうだと思ったのでしょう。
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