政府の新型コロナ対応批判の百田尚樹氏、首相と公邸で会食 何が話題に?

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
記者会見で新型コロナウイルス対策として全国の小学校、中学校、高校、特別支援学校に対する臨時休校の要請などについて説明する安倍晋三首相=首相官邸で2020年2月29日午後6時11分、川田雅浩撮影
記者会見で新型コロナウイルス対策として全国の小学校、中学校、高校、特別支援学校に対する臨時休校の要請などについて説明する安倍晋三首相=首相官邸で2020年2月29日午後6時11分、川田雅浩撮影

 安倍晋三首相が2月28日夜、作家の百田尚樹氏らと首相公邸で会食したことがネット上で話題になっている。百田氏は今年1月以降、自身のツイッターで新型コロナウイルスに対する安倍政権の対応を批判。政権を挙げて感染拡大防止に取り組む渦中の会食に、「なぜ非常時の首相が百田氏らと会食するのか」「飯くらいで首相に取り込まれたことはないですよね?」など、ネットでつぶやきが相次いだ。会食で何が話題になったのだろうか。【野口武則】

 首相と百田氏は信条を共にする仲なのは知られている。自民党が野党時代の2012年に雑誌「WiLL」の対談で、両氏は民主党政権批判や靖国神社参拝の必要性などで意気投合した。首相再登板後の13年にも対談している。首相は「有名になられる前から私は百田さんの作品の愛読者」と明かし、「これほど楽しく対談したことはない」「話が合う」と絶賛した(安倍晋三、百田尚樹「日本よ、世界の真ん中で咲き誇れ」ワック株式会社…

この記事は有料記事です。

残り2048文字(全文2455文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月