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弘前市鬼沢地区で25日、旧正月元旦恒例の「裸参り」が行われた。締め込み姿の男衆32人は、同地区の鬼神社で冷水につかる「水垢離(みずごり)の儀」を行った後、トシナ(大しめ縄)を奉納し、五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を祈願した。
裸参りは、同地区で400年以上前から続くとされる伝統行事で、2002年に「鬼沢のハダカ参り」として、市の無形民俗文化財に指定された。
境内には冷水がたっぷりと入った三つの大だるが用意され、県内外から参加した男衆が氷点下の厳しい寒さの中、代わる代わる気合を入れて勢いよく飛び込み、心身を清めた。詰めかけた地区の人や観光客らは、たき火で体を温めては何度も冷水につかる男衆の姿に声援を送っていた。
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