東よか干潟にビジターセンター 雄大な景色と渡り鳥楽しんで 今秋、公園西側に開設 /佐賀

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2020年秋に開設されるビジターセンターのイメージ=佐賀市提供
2020年秋に開設されるビジターセンターのイメージ=佐賀市提供

 国際的に重要な湿地の保全を目指す「ラムサール条約」に登録されている佐賀市東与賀町の東よか干潟をPRするため2020年秋、「東よか干潟ビジターセンター」(仮称)が開設される。市環境政策課は「干潟の雄大な景色と数多くの渡り鳥を見て楽しんでもらいたい」と話す。【池田美欧】

 東よか干潟は登録面積218ヘクタールと広大で、絶滅危惧種を含む100種類以上の渡り鳥の国内有数の中継、越冬地となっている。18年春にはシギ・チドリ類1万2913羽が飛来し、全国最多だった。

 ビジターセンターは東よか干潟近くにある干潟よか公園の西側にできる。季節ごとの渡り鳥や干潟の生物についての情報や、干潟の生き物のグッズ、ノリなどの土産物を販売する「交流スペース」、映像や模型で東よか干潟の魅力を紹介する「展示スペース」を設置。児童生徒らが環境についての学習や研究発表などをする「研修室」も整備する。

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