政府、馬毛島の半分以上取得 地元・西之表市に説明 米艦載機訓練の移転候補地

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馬毛島=鹿児島県西之表市で2018年12月15日、本社ヘリから青木実撮影
馬毛島=鹿児島県西之表市で2018年12月15日、本社ヘリから青木実撮影

 政府は20日、米空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転候補地として買収を進めている馬毛島(鹿児島県西之表市)の半分以上の土地を既に地権者から取得し、自衛隊馬毛島基地(仮称)として整備する方針を西之表市に伝えた。米軍と協議した上でFCLP施設に決定する。ただ、地元住民には騒音や事故への懸念も強く、160億円とした買収額についても説明が求められる。

 山本朋広副防衛相が同日午前に西之表市を訪問。FCLPについては「候補地」とした上で、近年の実績から多くて年2回、10日間ずつ程度で、騒音や漁業への影響もできる限り抑えるとして、八板俊輔市長に理解を求めた。午後には鹿児島県庁で三反園訓知事に説明する。

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