ボクシング WBAライトフライ級王座戦 京口、判定で防衛 強い心と高度な技

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二回、久田(左)を攻める京口=小松雄介撮影
二回、久田(左)を攻める京口=小松雄介撮影

 世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級タイトルマッチ12回戦が1日、エディオンアリーナ大阪で行われ、同級スーパー王者の京口紘人(25)=ワタナベ=は同級1位の久田哲也(34)=ハラダ=を3―0の判定で降し、2度目の防衛に成功した。国際ボクシング連盟(IBF)ミニマム級王座2回防衛を含めて世界王座計4回防衛となり、14連勝(9KO)。久田は平成以降の日本選手として最も遅い46戦目での世界初挑戦に失敗し、国内男子歴代3位の年長記録となる34歳11カ月での世界王座獲得はならず、戦績34勝(20KO)10敗2分けとなった。

 世界一流のコンビネーション連打だった。九回、京口は接近戦で久田のあごを右アッパーで突き上げると、すかさず強烈な右フックを側頭部にたたき込み、ダウンを奪った。

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