対タリバン交渉で対立、決定打か 米ボルトン補佐官解任 安倍政権、太いパイプ失う
毎日新聞
2019/9/11 18:15(最終更新 9/11 18:15)
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トランプ米大統領は10日、ボルトン補佐官(国家安全保障問題担当)を解任したとツイッターで明らかにした。「彼の提案の多くに全く同意していなかった」と述べ、辞任を求めたと説明している。後任の補佐官は来週、指名する。トランプ政権で安保担当補佐官の交代は3回目。対外強硬派のボルトン氏の退場で米国の外交・安保政策に変化が生じる可能性がある。
安保担当補佐官は外交や防衛の幅広い分野にわたり大統領に助言する閣僚級ポスト。国務次官や国連大使を歴任したボルトン氏は昨年4月、前任のマクマスター補佐官の辞任に伴い就任した。敵対国への軍事攻撃や政権転覆など強硬な主張で知られ、「強い米国」や「力による平和」といった価値観をトランプ氏と共有。イラン核合意からの離脱などを推し進めた。
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