ゴルフ外交「距離縮まる」 安倍・トランプ両氏で5回、効果強調

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2018年4月18日、ゴルフを楽しむ安倍晋三首相(左)とトランプ米大統領=米フロリダ州で内閣広報室提供
2018年4月18日、ゴルフを楽しむ安倍晋三首相(左)とトランプ米大統領=米フロリダ州で内閣広報室提供

 安倍晋三首相とトランプ米大統領のゴルフ外交は今回で5回目となる。トランプ氏のツイッターにプレー中の動画や写真が投稿されるなど、両首脳は親密ぶりをアピールしてきた。

 最初は2017年2月。両首脳はワシントンで初の首脳会談をした後、大統領専用機「エアフォースワン」にそろって搭乗して移動。フロリダ州にあるトランプ氏の別荘で2泊滞在する中でゴルフをプレーした。2カ所で計27ホールを回り、1カ所目ではメジャー通算4勝のプロゴルファー、アーニー・エルスさんも同行。外務省によると、日米首脳のゴルフは、1957年に首相の祖父・岸信介首相(当時)が訪米した際にアイゼンハワー大統領(同)とプレーして以来、60年ぶりだった。

 2回目はトランプ氏が来日した17年11月、埼玉県川越市の霞ケ関カンツリー倶楽部でラウンド。トランプ氏の希望で、プロゴルファーの松山英樹選手も同伴した。首相はプレー中、バンカーで転倒。「すくっと立ち、何もなかったようにプレーを続けた」といい、その際、トランプ氏から「どの体操選手よりもすばらしかった」と声をかけられたという。

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