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【北京・浦松丈二】中国の李克強首相が5日午前、全国人民代表大会(全人代=国会)で読み上げた「政府活動報告」は、通商協議が難航する米国への配慮がにじむ内容になった。
中国側は今月中にも習近平国家主席とトランプ米大統領との会談を実現させ、事態打開を目指している。政府活動報告の内容が米国側を過度に刺激し、首脳会談の日程調整などが難航する事態を懸念している模様だ。
報告は、今年の外交方針について「主要大国との意思疎通・対話、協調・協力を強め、周辺諸国との関係を深め、発展途上国との互恵協力を広げる」と定めた。主要大国との「意思疎通・対話」は昨年の報告にはなかった文言だ。
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