飛び交う米軍機の下で暮らす子らのため 全自治体での県民投票を求め続けた保育園長たち

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子供たちの未来を考え、声を上げた前浜会長=沖縄市園田の諸聖徒保育園で、杣谷健太撮影
子供たちの未来を考え、声を上げた前浜会長=沖縄市園田の諸聖徒保育園で、杣谷健太撮影

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設の賛否を問う県民投票は、不参加を表明していた5市が方針を転換し、選択肢を2択から3択に変更して全41市町村で足並みをそろえて実施されることになった。「子供たちの未来のためにも意思を示す機会が守られて良かった」。実施を拒否していた沖縄市に投票実施を求めていた市私立保育園連盟の園長たちは胸をなで下ろした。

 沖縄市内の41保育園が加盟する連盟の前浜玲子会長(65)は1日、「全県での実施が決まってほっとした。子供たちの未来がかかっているので声を上げて良かった」と語った。

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