国連大使にナウアート報道官 トランプ氏「身内人事」で集権化

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
ケリー首席補佐官=AP
ケリー首席補佐官=AP

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は7日、年内で退任するヘイリー国連大使の後任に国務省のナウアート報道官を指名すると発表した。空席となっている司法長官ポストにバー元長官を充てるとも表明。不和の伝えられるケリー首席補佐官も近く交代する見通しだ。ロシア疑惑の捜査が加速するなか、身内傾向の強い人事で集権化を進め、政権の推進力を維持する狙いがある。

 ナウアート氏は保守系FOXニュースなどで記者、キャスターを務めた後、昨年4月に報道官に就任。今年に入って広報文化担当の国務次官代行も兼務していた。トランプ氏はナウアート氏について、ホワイトハウスで記者団に「非常に有能で聡明(そうめい)。皆から尊敬を集めるだろう」と語った。

この記事は有料記事です。

残り773文字(全文1084文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月