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EU離脱交渉延長か 保守党重鎮「議会決裂望まず」

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英国のEU離脱をめぐる動き
英国のEU離脱をめぐる動き

 【ロンドン矢野純一】英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる両者の交渉に関し、英与党・保守党の重鎮の元主要閣僚が匿名を条件に毎日新聞の取材に応じ「交渉が延長される可能性が高い」との見方を示した。交渉は難航しており、英国とEUは実質的な交渉期限の10月までに合意することができないとの危機感が広がっている。合意がないまま来年3月の離脱を迎えれば、経済だけでなく社会も混乱するのは確実で、回避策として交渉延長論が現実味を帯びてきた。

 元閣僚は「交渉決裂の可能性が高いが、(与野党を含め)議員の多くは交渉決裂を望んでいない」と述べ、交渉が決裂した場合、議会が交渉延長を求めるとの見方を示した。

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