日馬富士暴行

角界、変わらぬ体質 人気回復に冷や水

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大相撲を舞台に起きた主な暴行
大相撲を舞台に起きた主な暴行

 4横綱誕生、本場所年間全90日の「満員御礼」も確実と我が世の春を享受していた大相撲に14日、冷水を浴びせる不祥事が発覚した。横綱・日馬富士関が、酒に酔ってビール瓶で前頭・貴ノ岩関の頭部を殴ったという暴力行為だ。不祥事を教訓に引き締められたはずの規律が、人気復活とともに緩んでいたのか。しかも当事者は「品格、力量抜群につき」推挙された横綱。問題の根は深い。【飯山太郎、上鵜瀬浄】

 暴力行為は先月の秋巡業中に起きた。注目される本場所と違い、気の緩みがあったのかもしれない。

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