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【ブリュッセル八田浩輔、ロンドン矢野純一】英国の欧州連合(EU)離脱を巡る第3回交渉会合は8月31日、大きな進展なく4日間の日程を終了した。焦点の手切れの清算金問題について、英側は、離脱決定前に拠出を約束した2020年までのEUの中期予算のうち、2019年3月末の離脱日以降分は支払う義務はないと主張。EU側の強い反発を招いており、貿易協議前に交渉が行き詰まるのは必至だ。
「秩序ある離脱をとげるのか、何の合意もなくEUを離脱するのか。根本的な問いだ」。EUのバルニエ首席交渉官は31日、英国のデービスEU離脱担当相も同席した会合終了後の記者会見で、交渉の決裂も示唆して不満をあらわにした。
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