村上佳菜子が引退表明「今後はプロで恩返し」

　フィギュアスケート女子で、２０１４年ソチ冬季五輪代表の村上佳菜子（２２）が２３日、現役引退を表明した。この日、東京・国立代々木競技場であった世界国別対抗戦のエキシビションにゲスト出演後、「これからもフィギュアを通して恩返しをする」と語った。中京大を今春卒業した村上は、プロスケーターとして活動するという。

　愛知県出身の村上は、浅田真央さん（２６）を育てた山田満知子コーチの指導を受け、１０年世界ジュニア選手権を初制覇すると、シニア１年目の１０～１１年シーズンはグランプリ（ＧＰ）ファイナルで３位に。同シーズンから世界選手権には５大会連続で出場し、１３年には４位に入った。五輪初出場のソチ大会は１２位だった。