北朝鮮ミサイル

米、対話検討せず 安保理緊急会合

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 【ニューヨーク國枝すみれ】北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け、国連安全保障理事会は8日、緊急会合を開き、対応を協議した。会合後、米国のヘイリー国連大使は「すべての選択肢について考慮する」と述べる一方、北朝鮮が非核化に向けて何らかの「前向きな行動」を取らない限り、対話は検討しないと明言。当面は圧力を強める姿勢を鮮明にした。

 会合では、中国が提案した、米韓軍事演習の停止と引き換えに北朝鮮に核開発計画を放棄させることや、終末高高度防衛(THAAD)ミサイルの在韓米軍への配備も議題に上った。会合後、中国の劉結一国連大使は「交渉で政治解決すべきだ」と、改めて米国に北朝鮮との対話を求めた。

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