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CDデビューから25年間もトップを走り続けたSMAPが年内で解散する。彼らほど、「国民的アイドル」という冠がふさわしいグループはかつてあったろうか。ファンのみならず、一般市民にも親しまれた楽曲を残した5人は、グループの枠にとどまらずに、それぞれがドラマやバラエティー、司会などで活躍、その個性を存分に発揮した。そんな人気者たちが、なぜ「解散」を選んだのか。「SMAP『解散』研究」と題して、さまざまな角度から考察してみよう
田中里沙さん 社会を変えるパワーを持った「ブランド」だった
2016/12/19 12:33(最終更新 12/22 12:45)
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「SMAP『解散』研究」第6回は、宣伝会議取締役で事業構想大学院大学長の田中里沙さん。広告宣伝・マーケティングのプロとして、また一人の女性としても、SMAPのデビュー当時からその活躍に注目してきた。SMAPは新しいアイドル像を開拓しただけでなく、メンバー5人がそろうことで、さらに輝きを増し、社会のありようや人々の暮らしを変えうるパワーを持った「ブランド」だと見る。【聞き手・元村有希子/デジタル報道センター】
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