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注目のU35ディレクター&プロデューサー(TYO)

TYO

TYOでは、従来のプロフェッショナルな映像制作にプラスして、新たな手法・才能を発揮できる若手プロデューサー・クリエイターの育成に力を入れている。今回はTYOの5つの事業ブランドから、若手ならではの感性が光るディレクター1名、プロデューサー4名が登場。多様な才能を持つ個性ある人材が集まっている。

金野恵利香(こんの・えりか)(左)
WHOAREYOU所属。ディレクター。2013年入社。ACC フィルムクラフト部門審査員。

佐土原奨平(さどはら・しょうへい)(中央左)
TYO drive所属。2013年入社、2022年からプロデューサー。

伊藤嵩(いとう・たかし)(中央)
Third所属。2012年入社、2019年からプロデューサー。

吉田健人(よしだ・けんと)(中央右)
MONSTER所属。2015年入社、2019年からプロデューサー。

和田泰明(わだ・やすあき)(右)
PRO2所属。2013年入社、2021年からプロデューサー。

若手プロデューサーの育成を強化

コンテンツプロデュースカンパニーのTYOは、映像・コミュニケーション領域の事業拡大に向けて、プロデューサーの育成に力を入れ毎年5名以上の新プロデューサー誕生を目標としている。具体的には、入社8年でプロデューサーとなることを目標とする育成プロジェクトを新設。社員のレベルに合わせたスキルアップや、キャリア形成に役立つ独自の研修プログラムを構築した。

新たなクリエイター像を模索する中で、従来の型にはまらない独自のネットワークで新規案件を受注し、新たなコンテンツ領域を開拓する若手社員も多い。今回はTYOの5つの事業ブランドから、注目のディレクター、プロデューサーに話を聞いた。

世の中を動かす可能性のある映像を

一人目は、佐藤渉さん率いる「WHOAREYOU」所属のディレクター 金野恵利香さん。この1年で手がけた仕事に、早稲田アカデミー「虫好きの少女」篇(2021年10月公開)など。自然な振る舞いになるよう台詞を調整しながら時間のギミックも入れつつ、丁寧にストーリーを描いた作品だ。このほか、毎日新聞「のんと毎日新聞劇場ステージ」篇(2022年8月公開)の演出も担当した。

学生時代にインスタレーション作品などを撮影したこともあり、アートディレクションの質の高さにも定評がある。「どんな仕事でも映像でしか切り取れない表現を心がけています。多くの人に見てもらい、世の中を動かす可能性がある映像をつくっていきたいです」(金野さん)。

テレビCMのほか、MVやテレビ番組なども手がける「MONSTER」所属のプロデューサー 吉田健人さんは2015年入社。2019年からプロデューサーを務める。King Gnuの数々のMVを手がけ、MTV VMAJで最優秀ビデオ賞などを受賞した実績を持つ。このほか、オダギリジョーと窪塚洋介が出演する「WINTICKET」のテレビCMシリーズ(2021年~)も担当。「とにかくかっこいい2人の役者をとにかくかっこよく撮る」ことにこだわった仕事だ。

プロフェッショナルな制作チームを多数抱える「TYO drive」所属の佐土原奨平さん(2013年入社)は2022年にプロデューサーに。2021年には全国の高校生たちが参加した日本コカ•コーラのWebムービー「TEAM Coca-Cola『Colorful Relay』」篇を担当した。33校の吹奏楽部やチアリーディング部などの生徒たちが出演し、現地撮影や素材提供により構成している。「各学校に連絡し、学生たちの想いを受け取って制作する過程は、卒業制作のような楽しさがありました。クリエイターたちのイメージに限りなく近いゴールを粘り強く探り続けること、これが自分なりのプロデュースのこだわりです」(佐土原さん)。

    金野さんが手がけた仕事

    早稲田アカデミー「虫好きの少女」篇(制作:ロボット)

    毎日新聞「のんと毎日新聞 劇場ステージ」篇(制作:二番工房)

    吉田さんが手がけた仕事

    WINTICKET「8時半だよ。競輪集合。」

    King Gnu『カメレオン』MV

    佐土原さんが手がけた仕事

    日本コカ•コーラ/TEAM Coca-Cola 「Colorful Relay」篇

若手の感性と柔軟性を活かした企画

幅広い広告主の仕事を担当する「PRO2」所属の和田泰明さん(2013年入社)は2021年にプロデューサーとなった。既存の案件だけでなく、自らのネットワークで新たな案件を創出した経験も。たとえば熊本大同青果のCM「60周年新ユニフォーム」篇(2019年)は地元の知人の紹介で実現した仕事だ。「青果卸売市場は昔ながらのイメージがあり、若手の人材採用が課題でした。完成後にテレビでも放映され、何倍もの新卒採用の応募があったそうです。映像の力で企業がハッピーになるお手伝いができたのだと実感できた経験でした」(和田さん)。

新たな事業領域に取り組む「Third」所属の伊藤嵩さん(2012年入社)は2019年にプロデューサーに。広告以外の映像にも取り組む「攻める」部署で、クライアントと直接やりとりする機会も多い。今年はNHK『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ』の「処刑」(NHKオンデマンドで配信中)を担当した。「ファンも多いSFの世界観を現代でどう実写化するかが最大の難関でした。コスト制約も踏まえて、CGに頼りすぎず未来に見えるロケーションアイデアを出していきました」(伊藤さん)。

最近ではステートメントムービーやMV、Webムービー、SNS動画など、テレビCM以外の案件が増加。若手ならではの感性と柔軟性を活かしたコンテンツが次々と生み出されており、注目度も高まっている。彼らが元々持っていた才能に、TYOがこれまで培ってきた経験値が掛け合わされ“異能”が開花。TYOは新たなステージへと進化している。

    和田さんが手がけた仕事

    熊本大同青果「60周年新ユニフォーム」篇

    伊藤さんが手がけた仕事

    NHK『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ』「処刑」

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