シャンハニこと上海ハニーオレンジレンジの上海ハニーの公式MVがYouTubeにアップロードされました。公式チャンネルはあっても何からの事情でMVは無かったのです。これに続いて他の曲もあげられています。
このブログと上海ハニーの関係の歴史は長いのです。
2004年の記事に、こう書きました。
「上海ハニー」を演奏する彼らを始めてみたとき、明らかな嫌悪を覚えた。
彼らともし同じクラスだったら苛められていたかもしれない。
苛められつつも、俺は密かに彼らに憧れるのだろう。
そう。真逆なベクトルを認識し、意識する。これは高尚な精神の遊びだ。
この思いは19年たった今でも変わっていません。真実だと思いませんか?
フジロックフェスティバル2022年にオレンジレンジが初出演をした時の「上海ハニー」を演奏するのを見ても、あらためて、この思いは強くなりました。間違っていなかったんだったと!
更に
ネット界隈では「中身のない最近の糞音楽」としてオレンジレンジが挙げられているが、
どうせそんな事いっているのは冴えないやろうだ。
髪は伸びきって、後ろ髪はもっさりしているに違いない。
後ろ髪もっさりが「最近の音楽シーンはぶつぶつ」と考えている間にオレンジレンジ系は女の事を考えている。ああ勝ちだ。こちらの勝ちだ。
このような攻撃的な自分の一面もあったんだと、気付かされました。忘れていました。この精神を!!後ろ髪もっさり。なんて最低最悪なのだろう!
「上海ハニー」の歌詞は修学旅行でハシャいでる感じをイメージしたとウィキペディアに書いてありました。なんて…素晴らしいのだろう。どうせ後ろ髪もっさりのやつは、修学旅行はモンモンウヒヒしているだけだったのでしょう??
あれから約20年がたち、世間は分断化とカテゴライズ化がすすみ、今は「陰キャ」「陽キャ」だなんて言われていて、陰キャは陽キャをひたすら憎しみ疎んでいる、そんな時代になりました。悲しいですよね。
なぜ、、なぜ陽キャではだめなのだろう?なぜ後ろ髪もっさり界に甘んじているのか??なぜ自分の逆の物を楽しむという精神的な遊びをしようとさえ思わないのか??
愚かしいです。ほんとうに。
そして「上海ハニー」は今となったら今風な曲構成だと気付かされました。
イントロ無し!「いーね快晴じゃん!」からいきなり始まるのです。ごく最近はそのような音楽がサブスクリプション型音楽配信サービスの影響からか流行っているのですよね。ウダウダながいイントロなんてもう時代遅れなのです。
そして1番が1分くらいでサッと終わるのも素晴らしい。タイムパフォーマンスも良いのです。ギターソロも無い!間奏は沖縄風?の掛け声!ライブ向き!さすが!沖縄最高!
しかし一番今の音楽シーンにないもの
後ろ髪もっさりが「最近の音楽シーンはぶつぶつ」と考えている間にオレンジレンジ系は女の事を考えている
これは、ないものと書いたけど、ありますよね。特にバンド界はウダウダしたラブソングばかり。男が4人集まってずっとイジイジウジウジした せつな系軟弱音楽をやっているのです。だったら、上海ハニーでいいのです!女のことばかり考えてるよタノシー浜でランデブー!上海ハニー!これでよくないですか??
何よりも享楽的なこの雰囲気が最高じゃないですか?世の中暗くウジウジしているのです。だったら上海ハニー浜で社交ダンス!この精神はとても大事だ!と思いませんか?
ああー憧れるなあ まだ見ぬ沖縄に行きたいな><
終わり!