日本独自の発展を遂げた、「シュール」なアート。

Culture 2020.02.04

曲解がもたらしたシュールな芸術表現。

『シュルレアリスムと絵画 — ダリ、エルンストと日本の「シュール」』

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古賀春江『白い貝殻』1932年、ポーラ美術館蔵。日本で初めて超現実主義的と称された本作。幻想の雲海を漂う女性像を描く。

20世紀の重要な芸術運動シュルレアリスムの美術と、同時代に日本に伝えられた訳語「超現実主義」の曲解がもたらした日本独自の前衛美術を紹介。さらに理念的な重心を失い、独自の「シュール」な表現へと展開した現代日本のアートにも着目する。

『シュルレアリスムと絵画 — ダリ、エルンストと日本の「シュール」』
会期:開催中~4/5
ポーラ美術館(神奈川・箱根)
営)9時~17時
無休
一般¥1,800 

●問い合わせ先:
tel:0460-84-2111
www.polamuseum.or.jp

※『フィガロジャポン』2020年3月号より抜粋

※この記事に記載している価格は、標準税率10%の税込価格です。

réalisation : CHIE SUMIYOSHI

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