ニコール・キッドマン、胸元&生脚の大胆な「アイズ・ワイド・シャット」を思い出させるドレスで登場!

Culture 2023.12.23

ベネチアンブロンドの髪色、くっきりとしたカール......。オーストラリア出身の女優が、1990年代を象徴するヘアスタイルで戻ってきた。

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シドニーで開催されたテレビシリーズ「Expats(原題)」のプレミアに出席したニコール・キッドマン。(2023年12月20日)photography: Don Arnold/WireImage/Getty Images

ニコール・キッドマンは2023年を自然体かつノスタルジックな雰囲気で締めくくろうとしている。12月20日、シドニーでの彼女の登場は、まだストレートのブロンドヘアが彼女のシグネチャールックになっていなかった20年前にファンを引き戻した。彼女が主役のひとりを演じるテレビシリーズ「Expats(原題)」のプレミアに出席するため母国オーストラリアに戻った彼女は、地毛を生かしたヘアスタイルで存在感を示した。エレガントな高い位置でのお団子ヘアで、カールした長さの髪を顔の前に数本垂らした。彼女のベネチアンブロンドの髪色も地毛の赤い髪色に非常に近いものだった。

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シドニーで開催されたテレビシリーズ「Expats(原題)」のプレミアに出席したニコール・キッドマン。(2023年12月20日)photography: Don Arnold/WireImage/Getty Images

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彼女のルーツに戻る

1980年代から1990年代にかけての彼女の特徴的な髪型を現代風にアレンジしたようなスタイルだった。1996年に公開されたスタンリー・キューブリック監督の『アイズ・ワイド・シャット』(トム・クルーズとの交際中に撮影)で、彼女はこの髪型でスクリーンに登場した。このルックの発案者である美容師レンヤ・ザイディスのInstagramの投稿のコメント欄で、一部のインターネットユーザーは彼女の原点回帰を指摘した。「ニコールの地毛を生かしたヘアスタイルに惚れた」、「今までで一番好きなヘアスタイル!」、「この髪色とスタイルが彼女にとても似合っている!」、「ゴージャスに見える。最初の写真は『アイズ・ワイド・シャット』撮影中のバックステージのものかと思った」と、SNS上で彼女のファンを喜ばせている。

映画『ムーラン・ルージュ』のヒロイン、ニコール・キッドマンが赤いカーペットでこうして自己主張するのは偶然ではない。確かに、56歳の女優は、長い間髪を伸ばしてストレートヘアにしており、常にそのカールヘアを受け入れていたわけではなかった。「以前ほどストレートにしなくなったわ。約40年かかったけど、もう一周したの」と彼女は2020年3月、米ファッション誌「インスタイル」のインタビューで打ち明けたと「ピープル」誌が報じている。彼女がこれを乗り越えられるのは、家族のおかげだと説明した。「私の一番小さな娘も同じような髪質なの。彼女は私の髪が巻いている時が好きなので、私は彼女のためにもそうするようにしている」と彼女は説明した。2024年、ニコール・キッドマンはナチュラルヘアに戻すことになるのだろうか?

text: Victoria Hidoussi (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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