ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

じゃがいもをお弁当に入れても大丈夫?

ホクホクと素朴な味わいが人気のじゃがいも。サラダやコロッケ、肉じゃがなど、多彩なレシピがありますよね。じゃがいもはでんぷんを含み水分量も多いため、比較的傷みやすいというデメリットはありますが、しっかりと対策すればお弁当にも入れられます。

じゃがいものおかずをお弁当に入れる際には、気温の低い季節であっても汁気はしっかり飛ばし、水気をきちんと切って詰めるようにしましょう。

夏場に入れるときの注意点

気温の高い季節にじゃがいものおかずを詰めるなら、保冷剤を入れたり、抗菌シートをのせたりなど、菌の繁殖を防ぐような対策が重要。ただ、対策をしていても味付けの薄いものや水気の多いおかずは、傷みやすいです。

お弁当に詰めるおかずは、加熱したあとにしっかり冷まし、加熱していない具材を入れるのを避けるなど注意してくださいね。

【メインおかず】お弁当に入れたいじゃがいもレシピ5選

1. ソース不要。のりたまごコロッケ

Photo by macaroni

じゃがいもで作るコロッケは、お弁当に最適のおかず。マヨネーズやしょうゆで味付けするため、ソースを付けなくてもおいしいですよ。スクランブルエッグが入り、ふんわりやわらかい食感で食べやすいのもうれしいですね。

2. ホクホク。じゃがいもと鶏もも肉のみそ煮

ごはんが進むじゃがいもと鶏もも肉の甘辛いみそ煮もおすすめ。春雨も入るのでチュルッとおいしいおかずですね。煮物は、煮汁をしっかり切ってからお弁当に入れましょう。メインとしてがっつり食べられるおかずなので、お子さんにも男性にも喜ばれそうですね。

3. しっかり味。鶏肉とじゃがいもの濃厚オイマヨ炒め

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マヨネーズとオイスターソースで味付けする、鶏肉とじゃがいもの濃厚おかずです。冷めてもおいしいので、お弁当のおかずとしてうってつけ。ごはんともパンとも相性がよく、献立を選ばずに詰められますよ。にんじんやパプリカを電子レンジで加熱して加えると、カラフルに仕上がりますね。

4. ピリ辛。照り焼き肉巻きポテト

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コチュジャンでピリッとアクセントを付ける肉巻きポテト。豚バラ肉の脂や旨味が染み込んで、箸が進む味わいです。焼肉のたれで味付けするので、朝の忙しい時間でも手早く作れますよ。辛いものが苦手な方は、コチュジャンを抜いて作ってくださいね。

5. 旨味たっぷり。ツナじゃが

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肉がなくても、ツナ缶があれば手軽にじゃがいものメインおかずが作れます。ツナの旨味やコクが絡んで、満足度の高いひと品になりますよ。しっかり味なので、オムレツの具にしたり潰してサンドイッチを作ったりしてもGOOD。アレンジ可能です。

【隙間おかず】お弁当に入れたいじゃがいもレシピ5選

6. ごはんに合う。ごま風味のポテトサラダ

マヨネーズを使っていない、ごまと根菜がたっぷり入る和風ポテトサラダ。白ねりごまと白すりごまを入れることで、奥深い味わいになりごはんとも相性抜群です。おいしく作るコツは、じゃがいもにかつおぶしとドレッシングを最初にしっかり混ぜ合わせること。風味豊かになりますよ。

7. 詰めやすいサイズ。揚げじゃがいもの甘辛煮

少し甘めでホクホクおいしい、じゃがいものみのシンプルな煮付けです。じゃがいもは揚げ焼きにするため、しょうゆやきび砂糖の甘辛いたれによく絡みますよ。小さめサイズの煮物は食べやすく、お弁当にも詰めやすいですね。

8. パパッと作って。じゃがいもとさつま揚げの炒め物

じゃがいもとさつま揚げの炒め物は、手早く作れてお弁当の隙間を埋めるおかずに最適。ゆずの爽やかな香りが漂う上品な味わいです。ポン酢しょうゆとマヨネーズの組み合わせはコクがあってマイルド。青のりの風味もよく、おつまみにもなりますよ。

9. お手軽メニュー。じゃがいもとソーセージの塩煮

調味料は塩のみのシンプルな煮物。じゃがいもの甘味とウインナーソーセージの旨味で、あまり手を加えなくてもおいしく仕上がります。お好みでマスタードを少し付けると風味がよく、ピリッとアクセントがあっておすすめ。水気を飛ばすので、お弁当に入れやすいおかずですよ。

10. チーズがとろり。ポテトチーズボール

見た目がキュートなチーズコロッケは、見栄えがよくお弁当に使いやすいです。じゃがいもは、粉がふくまで弱火でしっかり水分を飛ばすのがポイント。パクッとひと口で頬張れば、中から出てくるチーズに心もとろけてしまいますよ。コーンや冷凍ミックスベジタブルを加えると、カラフルになってGOOD。

【作り置き】お弁当に入れたいじゃがいもレシピ5選

11. 味付け簡単。じゃがいもの塩こんぶバター炒め

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保存期間:冷蔵庫で2〜3日

塩こんぶとみりん、バターの組み合わせは、間違いないおいしさ。じゃがいもはコロコロのさいの目にカットするため、ひと粒ひと粒に味がしっかり絡んで絶品です。多めに作っておけば、お弁当におつまみにと大活躍しますよ。

12. 箸が進む。じゃがいものチンジャオロースー風

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保存期間:冷蔵庫で2〜3日

オイスターソースのコクと旨味がたまらないチンジャオロースー。肉とピーマンを使う中華の定番ですが、じゃがいもを加えてみませんか。ボリュームアップできるので、育ち盛りのお子さんや男性も満足できますよ。しっかりめの味付けで、ごはんが進みます。

13. トースターで香ばしく。じゃがいもボール

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保存期間:冷蔵庫で2〜3日

揚げ物作りは手間がかかってなかなか手が出ない方におすすめなのが、じゃがいもボール。トースターで香ばしく焼くので、手軽に作れますよ。レシピではマヨネーズと粉チーズを加えますが、カレー粉や青のりで味変したり、クリームチーズやとろけるチーズを加えたりしてもおいしいです。

14. お子さんも喜ぶ。ハニーマスタードポテト

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保存期間:冷蔵庫で2〜3日

甘辛いハニーマスタードソースがこってり絡むじゃがいもおかず。じゃがいもは焼き目が付くまで焼くため、食欲を刺激しますよ。作り置きしておけば、お弁当の隙間埋めに使ったりお子さんのおやつにしたりと使い道がたくさん。

15. 愛される味。じゃがいものナポリタン炒め

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保存期間:冷蔵庫で2〜3日

誰もが好む味のナポリタン。お弁当に詰めると彩りが鮮やかになるうえ、ケチャップの甘酸っぱい味わいが食欲を刺激します。濃厚な味付けでさまざまな野菜と相性がいいので、ピーマンだけでなく、玉ねぎやにんじんなどお好みの野菜を追加してみてはいかがでしょう。

【時短・簡単】お弁当に入れたいじゃがいもレシピ5選

16. 酸味がいい。さっぱり味のポテトサラダ

調理時間:15分

いつものポテトサラダに、米酢と砂糖、塩を合わせるすし酢を加えると、さっぱりと爽やかな味に仕上がります。生野菜を入れずベーコンと玉ねぎを炒めて加えるため、お弁当に入れても安心。マスタードの風味がほどよく、ワインにも合いますよ。

17. クセになる味。梅マヨポテサラ

調理時間:15分

梅干しとわさび、マヨネーズで和える和風ポテトサラダ。さっぱりとあと口のよい味付けで、口直しや箸休めにぴったりです。玉ねぎのピリッとする辛味がアクセントで、クセになりますよ。簡単に作れるので、あとひと品足りないときにも便利です。

18. サッと炒めて。じゃがいもとザーサイの炒め物

調理時間:15分

ザーサイの旨味とピリッとするいい刺激を楽しめるじゃがいもの炒め物。マヨネーズの濃厚な味がじゃがいもをまとい、箸が止まらないおいしさです。材料が少なく短い時間で作れるので、時間のない朝でもすぐに用意できますよ。

19. レンジで簡単。じゃこじゃがバター

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調理時間:10分

たった10分で作れるじゃがいもの副菜はとても便利。電子レンジで加熱して和えるだけなので、手間もかかりません。レシピでは最後にちりめんじゃこや焼き海苔をトッピングしますが、ボウルですべて混ぜてOK。味が染みて、お弁当のおかずにいいですよ。

20. クリーミー。たらとじゃがいものマヨ和え

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調理時間:15分

メインディッシュになるたらとじゃがいものマヨ和えも、15分で作れます。油で揚げて和えるため、ソースが具材にしっかり絡んで格別。できたてはホクホクカリカリ食感で、冷めたらしっとり感がアップしますよ。お弁当には、お皿でしっかり冷ましてから詰めてくださいね。

【子どもに人気】お弁当に入れたいじゃがいもレシピ5選

21. 食べやすい。ポテトサラダのハム巻き

ポテトサラダはハムで巻くと食べやすいですよね。かぼちゃを入れると鮮やかな黄色になり、ハムのピンク色とのコントラストが美しいです。彩りもきれいなおかずは、お弁当を華やかにしてくれますね。かぼちゃで甘味が加わるため、お子さんもぱくぱく食べられます。

22. ふんわり。じゃがいも入りスペイン風オムレツ

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オムレツを丸く焼いてからケーキのようにカットすると、お子さんもワクワクするのではないでしょうか。じゃがいも、パプリカ、ウインナーソーセージなどを加えて具だくさんに仕上げるため、ボリューム満点。パンに挟んでもおいしいですよ。

23. 甘味広がる。じゃがいものみそバターコーン炒め

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お弁当のおかずにうってつけのじゃがいものみそバターコーン炒め。みそバターは旨味とコクがあるので、ごはんと相性ばっちりですよ。ぷちぷちと弾けるコーンの甘味が口いっぱに広がり、お子さんが食べやすい味わいです。

24. 濃厚。鶏もも肉とじゃがいもの照りマヨ

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照り焼きソースにマヨネーズを合わせる濃厚な味は、ごはんが進みます。じゃがいもと鶏もも肉を同じ大きさにカットするのがおいしく作るポイントですよ。育ち盛りのお子さんには、ごはんにのせて丼にしてもいいですね。

25. 冷めてもおいしい。ドライカレーコロッケ

お子さんから大人までファンの多いカレーコロッケ。カレー粉のほかに、ケチャップやコンソメ、鶏ガラスープの素などの顆粒スープの素を加えてしっかり味付けるため、冷えてもちょうどいい味ですよ。コロッケは、苦手な野菜を加えてもあまり気にならずに食べられる点もいいですね。

じゃがいもはお弁当のおかずに大活躍!

お子さんから大人まで大人気のじゃがいもおかず。バリエーション豊かなので、日々のお弁当の献立を考える際に助かりますよね。じゃがいもは、濃いめの味付けを心がける、汁気を飛ばす、しっかり冷ますなど、きちんと対策をとればお弁当のおかずにも大活躍します。じゃがいもおかずは十分注意をして、お弁当作りに役立ててくださいね。

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