ライター : megyu

食生活アドバイザー/野菜&果物コンシェルジュ

おぼろ豆腐とは

おぼろ豆腐とは、木綿豆腐の途中工程でできるやわらかい豆腐のこと。豆乳ににがりを加え、完全に固まる前にすくって作ります。クリーミーな味わいで、大豆の風味を楽しめるのが特徴です。

名前の由来は諸説ありますが、ほろほろとした見た目で、すくってお椀に盛り付けると、まるでおぼろ月のように見えることから、おぼろ豆腐とよばれるようになったといわれています。

木綿豆腐や絹豆腐との違い

豆腐にはさまざまな種類が存在しますが、どのような違いがあるのでしょうか。おぼろ豆腐・木綿豆腐・絹豆腐は製造方法が異なることで、味わいも変化します。

それぞれの特徴を比較していきましょう。
種類原料味わい製造方法
おぼろ豆腐豆乳・凝固剤クリーミー型に入れず、完全に固まる前にすくう
木綿豆腐豆乳・凝固剤濃厚固めてから圧力をかけて成形
絹豆腐豆乳・凝固剤あっさり型に入れて固める

おぼろ豆腐のおすすめの食べ方

1. そのまま食べる

おぼろ豆腐がもつおいしさを堪能するなら、そのまま食べるのがおすすめです。おぼろ豆腐は水分や油分を取り除く圧縮工程がないので、大豆の甘味や風味を存分に味わえます。

シンプルな食べ方で、おぼろ豆腐のやわらかい食感とクリーミーな味わいをぜひ楽しんでください♪

2. 調味料をかけて食べる

おぼろ豆腐は、調味料をかけてもおいしく食べられます。小口ねぎや薬味をのせ、しょうゆをかける定番の冷奴はもちろん、シンプルに塩をかけるだけの食べ方もおすすめ。

ほかにも、めんつゆやポン酢しょうゆなど、お好みの調味料をかけてアレンジしてもOKです。

3. 加熱して食べる

ひんやり冷たいおぼろ豆腐もよいですが、加熱して食べる温かいおぼろ豆腐もおいしいですよ。スープや鍋の具材にしたり、マーボー豆腐やあんかけ豆腐などの料理にしたり、さまざまな方法で活用できます。

おぼろ豆腐はやわらかくて崩れやすいので、さっと加熱するのがポイントです。

自家製する方法も!おぼろ豆腐のおすすめアレンジ5選

1. おうちで手作り♪ 土鍋で作るおぼろ豆腐

土鍋を使って、おうちでおぼろ豆腐を手作りできます。無調整豆乳とにがりを混ぜ合わせ、土鍋に入れて加熱。弱火や余熱で、じっくり火を通して作りましょう。できたてあつあつのやわらかいおぼろ豆腐は絶品ですよ。

編集部のおすすめ