ライター : pomipomi

webライター / 料理研究家

使えるのは皮だけじゃない!ゆずの実が残ったら「ゆず酢」に

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11月から1月頃に旬を迎えるゆず。すっきりとした香りが特徴で、和食の風味付けによく用いられる食材ですよね。

皮を刻んだり削ったりして、煮物やお吸い物などに添えるのが定番。さわやかさが加わるだけでなく、見栄えがアップするのも利点と言えるでしょう。

しかし皮以外の使い道はあまり知られていないようで、「実だけ残ってしまう……」と悩む人がたくさん。そこで本記事では、フードアドバイザー・調味料ソムリエプロである神谷よしえさんの「手仕事」連載を参考に、ゆずの実で作る「ゆず酢」をご紹介します。
詳しい記事はこちら▼

作り方

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作り方はいたって簡単。ゆずを搾るだけです。とはいえ少しポイントがあるので、詳しい手順をお届けします。

1. ゆずを横半分に切る

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ゆずのヘタを横に向けて置き、上から包丁を入れます。最後まで切ると果汁が流れ出てしまうため、半分くらいで止めてください。

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ゆずのヘタを上に向けて置きます。切り込みから水平に包丁を入れ、横半分に切ります。

2. ゆずを搾る

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ゆずの皮を下に向けて搾ります。こうすることで種が落ちにくくなるほか、果汁が皮を伝って香り高く仕上がります。

ちなみに直径7cmほどのゆず1個で、大さじ1と1/2杯の果汁が取れました。

そのままはNG!正しい保存方法

そのままの状態で蓋付きの瓶に入れると、発酵が進み爆発するおそれがあります。よって酢、塩、しょうゆ、砂糖などで味付けをしてから、冷蔵庫で保存してください。

もしくは製氷皿に入れ、冷凍保存しても構いません。

マリネ液にアレンジ

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神谷よしえさんの記事によると、完成したゆず酢はしょうゆと合わせてポン酢にしたり、すし酢に加えたりするとよいそうです。筆者はマリネ液にアレンジしてみました。

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