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女囚さそり万歳!アルノー・デプレシャンと梶芽衣子がPFF2023で対談

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左からアルノー・デプレシャン、「女囚701号・さそり」で松島ナミを演じた梶芽衣子。

第45回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)が9月9日より東京・国立映画アーカイブで開催される。このたび、特別プログラムとしてアルノー・デプレシャンと「女囚701号・さそり」で主演を務めた梶芽衣子によるトークイベントが決定した。

第45回PFFの招待作品部門では、映画「私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター」の日本公開を9月15日に控えるフランスの監督、デプレシャンの特集上映が行われる。その特別プログラムとして、デプレシャンが熱愛する1本の日本映画を語りつくす企画「イカすぜ!70~80年代 アルノー・デプレシャン監督『女囚701号・さそり』を語る」を実施。「女囚701号・さそり」上映後のトークイベントでデプレシャンと梶が対談する。

1972年に公開された伊藤俊也監督作「女囚701号・さそり」では、悪徳刑事への復讐に燃える“さそり”こと松島ナミの姿が描かれる。デプレシャンは同作を選んだ理由について「タランティーノの『キル・ビル』は伊藤俊也のこの作品なしには生まれなかったから……。女囚さそり万歳!」と明かした。「イカすぜ!70~80年代 アルノー・デプレシャン監督『女囚701号・さそり』を語る」は、9月17日14時30分から国立映画アーカイブの長瀬記念ホール OZUで行われる。

第45回PFFのプログラム、チケットについては映画祭公式サイトで確認を。

第45回ぴあフィルムフェスティバル

2023年9月9日(土)~23日(土・祝)東京都 国立映画アーカイブ
2023年10月14日(土)~22日(日)京都府 京都文化博物館
※いずれも月曜休館

イカすぜ!70~80年代 アルノー・デプレシャン監督「女囚701号・さそり」を語る

2023年9月17日(日)東京都 国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU
開始 14:30~
<ゲスト>
アルノー・デプレシャン / 梶芽衣子
<上映作品>
「女囚701号・さそり」

アルノー・デプレシャン コメント

なぜこの作品を選んだのか

女たちの復讐が、我々みんなの仇を取ってくれるから。まるで古代彫刻のように梶芽衣子の顔が謎めいているから。歌舞伎なのか、ブレヒトなのか、何だかわからないが最高の演劇の伝統を受け継いでいるから。それでいて悦楽的なまでに背徳的……。何よりタランティーノの「キル・ビル」は伊藤俊也のこの作品なしには生まれなかったから……。
女囚さそり万歳!