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ソロアーティストとしてデビュー6周年を迎えたJUNNA 14歳から歌い続けてきた“表現”への新たな想い

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TVアニメ「マクロスΔ」の戦術音楽ユニット、ワルキューレの美雲・ギンヌメールの歌担当として、8年にわたり歌唱を務めてきたJUNNA(ジュンナ)。ソロアーティストとしての活動もデビュー5周年を迎え、今年4月には最新フルアルバム『Dear』をリリースするなど精力的な活動を続けている。そしてそんな中、ワルキューレは5月に行われたツアーでついに単独公演のファイナルを迎えた。14歳から歌い続けてきた彼女の“表現”への新たな想い、ワルキューレとして歌うことで得たものなど、現在のJUNNAとして最も伝えたいことについて語ってもらった。

──6月にワルキューレのファイナルライブツアーが無事終了しました。いざ終わってみて、一番強く感じたことは何でした?

まずはあれだけ大きな会場で6公演というのは初めてのことでしたし、最後まで無事に走り切れたことに安心しました。この8年間があまりにも濃厚であっという間で、私は14歳なんていう小さい頃からやってきたんだなって感慨深くなったりもしました。でも、ワルキューレはなくなるものではなくて、いつまでもあり続ける存在だと思うし、ファンのみなさんが想ってくれる限りずっとそこにあるグループなんですよね。ライブで号泣しちゃったくらい悲しい気持ちや寂しい気持ちはもちろんあるんですけど、最後の「恋! ハレイション THE WAR」を笑顔で歌いきれたことが、自分の中ですごく大きくて。前向きにワルキューレの活動をひと段落させることができたので、今はポジティブに次へ向かっていける気持ちになれています。

──ある意味、ワルキューレとしての活動は、ひとつの作品としての役目を果たしてきた部分もあると思うんです。ソロシンガーとしての自分とはまた違う存在を手にしてここまで来れたことは、JUNNAさんにとって大きな糧になったでしょうね。

ワルキューレがなかったら、ソロで作品を出せていなかったと思いますし、歌っていることすらなかったかもしれない。本当にありがたいなと思います。あと、誰かと一緒に作品を作ることの楽しさを、ワルキューレを通して知りました。アーティストって、すごく孤独だと思うんです。自分の曲や歌と向き合い続けると、そこに没頭するあまりに独りになったような感覚になってしまうときがある。でも、グループだとその気持ちをわけあえるというか、同じ楽曲を5人で歌うことで、それぞれの想いに繋がりを感じられるんですよね。ひとりで歌っているだけでは気づけない色んな想いを感じさせてもらえたなと思うんです。歌い方にしても、自分とは違う解釈や表現の仕方を知れるのはすごく大きかったし、すごく勉強になりました。そこはワルキューレをやってきて、これからも一番大切にしたいものかなと思っています。

──ちょうどワルキューレの活動に一区切りがつくのと時期を同じくして、ソロデビュー5周年記念となる3rdフルアルバム『Dear』が発売されました。このアルバムには、今後ソロ1本でやっていくという決意みたいなものも込められているんでしょうか。

この5年間をJUNNAとして歩んできたからこそ、自分が歌いたいものとか表現したいものをアルバムで形にしたかったんです。もちろんワルキューレが一区切り、というのも影響はしてるけど、そこはひとつの変化として見せていけたらいいなと思いながら作っていました。『Dear』というタイトルにもあるように、この5年間応援してくれていたみなさんと、私と関わってくださったすべてのみなさんに「ありがとう」という気持ちを届けるというのが一番大きなコンセプトとしてあって。その上で、新しい自分をしっかり提示できるアルバムにしようと思ったんです。

──うん。一番新しくあり、一番リアルなJUNNAさんが詰まっているのかなと思いました。歌声はもちろん、曲調も自作の歌詞も、すごく振りきってますよね。

そうなんです(笑)。まさにレコーディングのとき、音楽プロデューサーさんから「感情を爆発させてみよう!」と言われていました。私、5年前は自分の感情や内面を人に見せるのがすごく嫌だったんです。当時の私にはまだ周りの大人がすべて敵に見えていて(笑)、私はどうすればいいんだと迷ってばかりで。今ではそんな想いは全然ないんですけど、ファンの人に心の内側を見せられる感じでもなく、まだライブの作り方も模索しているところがあって、どこまで自分を見せればいいのかわからなくて必死に隠してたんですよね。でも、どんどん自分で歌詞を書くようにして、自分自身もいろんな経験をしていくうちに、等身大の楽曲が増えてきて。曲の中の主人公が自分の年齢に近づいてきた結果、自分の中でもイメージしやすくなって、今では格段に歌いやすくなったんです。周りのスタッフさんにもファンのみんなにも自分はこういう人なんだというのを見せることに抵抗はなくなってきたし、ここまで心を開けるようになったというのが、この5年間での一番大きな変化なんですよね。

──特に、JUNNAさん作詞の「あやまち」は、物事にけじめをつける強さと、だけど本当は怖がっているという弱さの両方が描かれていて、あまりのリアルさにドキドキしました。

それはうれしいです。私は恋愛観とか価値観って、一番仲良い人にしか話さないんです。でも、自分の幅を広げるためにも、いつかはこういう曲を書かなきゃいけないと思ってたんですよね。5周年のアルバムを作るにあたり、スタッフさんからラブソングを書いてほしいと言われて。そうか、ここでひとつ、新しい自分をみんなに見せるべきだなと思って書いたんです。それでも最初に書いた歌詞は「これじゃダメです」って言われて、もっと深堀りしなきゃダメか…と思って書き直したり。これが私の実体験でもそうでなくても、こういう価値観があるということを見せられたことがすごくうれしくて。この曲を書けたことで、これからももっと書いていきたいなと思えました。

──一番新しい自分を詰め込めたアルバムを出して、準備万端なところで東名阪仙ソロライブツアー『JUNNA ROCK YOU TOUR 2023 〜Dear...〜』が、7月から始まります。どんなライブにしたいと考えてますか?

たぶんワルキューレから知ってくださったみなさんはJUNNAにフィルターとして“美雲”というものを持っていると思いますし、私にもワルキューレで美雲として歌うときはそのフィルターはあるんですよね。歌いながら、「美雲だったらこう歌うんだろうな」って、そのときの感情が変わることがありますし。でも、JUNNAとして歌っても、美雲として歌っても、私の歌声は変わらなくて。ワルキューレには、アニメがあって劇場版があってというストーリーがあるからこそ、みなさんが感じ取ってくれる美雲の感情や想いというものがある。それと同じようにソロでは、今までのJUNNAのストーリーや私自身の感情を伝えていきたいなと思います。あと、初めて私のライブに来てくださる方も沢山いらっしゃると思うのですが、リアルな自分を詰め込んだアルバムを引っ提げてのツアーということで、JUNNAってこういう曲も歌うんだ、こういう歌い方もできるんだって思っていただけるように、堂々と「私はこういう人だよ」というのを表現できればと思っています。ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです。

Text:川上きくえ

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<ライブ情報>
『JUNNA ROCK YOU TOUR 2023 〜Dear...〜』

7月6日(木) 愛知・Zepp Nagoya
OPEN18:15 / START19:00

7月7日(金) 大阪・Zepp Namba(OSAKA)
OPEN17:45 / START18:30

7月15日(土) 宮城・仙台Rensa
OPEN16:30 / START17:00
※チケットソールドアウト

7月19日(水) 東京・Zepp DiverCity(TOKYO)
OPEN17:45 / START18:30

Band Member:島田昌典(Key&Band Mas.) / 佐野康夫(Ds) / 山本陽介(Gt) / 森田晃平(Ba) / 門脇大輔(Vn) / 毛利泰士(Per&Mp)

チケット料金:7,900円、学割6,500円
※全席指定、別途ドリンク代必要

チケット発売中
https://w.pia.jp/t/junna-tour23dear/

<リリース情報>
JUNNA デビュー5周年記念3rdフルアルバム『Dear』

発売中

JUNNA『Dear』ジャケット

【収録曲】
01. Dear
02. 海と真珠
03. 振レバ、雨傘。
04. 曖昧な2人
05. あやまち
06. 春の夢
07. 太陽の航路
08. THE END
09. 風の音さえ聞こえない
10. REVOLUTION
11. You + Me = ?
12. 星座
13. 革命のメロディ(初回限定盤 BONUS TRACK)
14. the route of the sun(初回限定盤 BONUS TRACK)

【初回限定盤Blu-ray収録内容】
・オリジナルショートアニメ「冬のおくりもの」
・Music Video「Dear」
・Music Video「風の音さえ聞こえない」
・JUNNA ROCK YOU TOUR 2021 ~20才の夏~

配信リンク:
https://jvcmusic.lnk.to/JUNNA_Dear

公式サイト:
https://junnarockyou.com/

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