LIFE

藤本こずみ

七夕は子供と筆遊び。和紙&毛筆で笹飾り作りにチャレンジ。

  • 藤本こずみ

2017.07.05

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出産してからの変化の1つといえば、四季折々の行事を楽しむようになったこと。

毎日バタバタ生活しているうちに、つい季節感を見失いがちだった私ですが(今現在も来年用の原稿を書いています……)、子どもがいると、お正月や節句やクリスマスなどなど、イベントの訪れを意識する機会が増えるものですね。

先日、一時保育でお世話になっている保育園から帰る時に、先生が息子作だという七夕飾りを持たせてくださって感激。

「せっかくだから家でも作って笹の葉に飾ろう!」と思い立ちました。

和紙&和柄の折り紙で七夕飾り作り

これが、息子が保育園で作ってきた飾り。素朴で可愛い。

これをヒントに飾りを作り足すべく、まずは材料を用意。

といっても、家にあった糊やハサミや色画用紙、そして100円ショップで買ったこよりと折り紙、で完了です。

折り紙は、和紙のものと和柄のものをセレクト……撮影していると、息子の手が伸びてきました(笑)。

いよいよ飾りを作ります。正方形に切った折り紙を、糊でペタペタ。最近、マイブームのシール貼りに似ている作業だからか、夢中になる息子。

この他、輪つなぎやちょうちんも作りましたが、そのうちのいくつかはできたそばからビリビリ……という、あるあるな事態に(笑)。

めげずに先へと進みます!

墨と筆で短冊に願い事を

七夕といえば、願い事。

今回は、飾りに和テイストの折り紙を使ったので、短冊にも墨と筆で願い事を書いてみることにしました。

棚の奥から、久しぶりの書道道具を出してきます。

出産前まで書道を習っていたこともあり、出産後のお正月には息子の手を取って一緒に書き初めをしてきたのですが、息子に一人で筆を持たせるのは初めて。

さて、息子2歳、どんな反応を示すでしょうか……ドキドキ。

なんと! 直前に私が書いていたのを見ていたようで、ちゃんと筆を硯に持って行き、先に墨を付けて、短冊に着地!

下から上へと筆を運ぶあたり、さすがに自由です。

息子先生、いつもの色鉛筆やクレヨンでのお絵描きとは違う感覚が楽しいのか、どんどん作品を生み出してくださいます(笑)。

仕上げとして、落款の代わりに手持ちの息子用スタンプを。

息子先生、この作業もおもしろかったようで、どんどん押してくださいます(笑)。

終わった後の手のひらは、黒と赤の模様だらけ。

子どもの筆遊び、親にとって一番のポイントは、汚れを気にしないことですね。

今回、息子には黒い服を着せ、テーブルにはビニールクロスを敷きましたが、今後もマストだと実感しました。

完成した短冊はこちら。

右端は息子の願い事を聞いて二人で一緒に書いたもの、中央3つは息子が一人で書いたもの、左端は私が書いたものです。

子どもの筆遊びに短冊というのは、面積が小さすぎるのではとも思ったのですが、意外にこの細長さが空間使いに一役買ってくれた気がします。

私の中では、右から2つ目、息子が最初に書いた短冊がお気に入り。

ちょっとしたアート作品に……見えませんか(笑)?

早速、笹の葉にも飾ってみました。

いたってシンプルですが、季節感を味わえるのはやっぱりちょっといい気分。

今回は、外で遊ぶのが大好きで、とにかく広い場所を走り回りたいタイプのパワフル系息子と、久しぶりにじっくり家での時間を満喫することができたのもよかったです。

いつもとは違う遊びを新鮮に感じてくれていたらいいなぁ。

みなさんも、楽しい七夕シーズンをお過ごしください。

 

 

 

 

 

藤本こずみ Kozumi Fujimoto

ライター

1979年、兵庫県生まれ。雑誌やWEBで、インタビュー、ライフスタイル、占いなどの記事を執筆。趣味は、テレビドラマ鑑賞&リラクゼーションスポット巡り。夫、長男、長女との4人暮らし。兵庫・東京の二拠点生活に挑戦中。

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