＜12月31日　神奈川・横浜みなとみらいホール＞　2023年の大晦日は、見て、聴いて、インパクト絶大な硬派弦楽アンサンブル「石田組」で締めよう！
　ヴァイオリニスト・石田泰尚が“組長”としてエネルギッシュなアンサンブルを率いる弦楽ユニット「石田組」が、2014年10月の旗揚げ公演以来ホームとしている横浜みなとみらいホールで、年末感謝祭を開催する。
　通常のツアー公演での13名編成を本公演だけの19人による特別弦楽編成にパワーアップし、ブアツイ響き、迫力満点のパフォーマンスを繰り広げる。マイケル・ジャクソン《今夜はビート・イット》、大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ』でも知られるロックバンド・QUEENの《ウィー・アー・ザ・チャンピオンズ》《ドント・ストップ・ミー・ナウ》に身を浸せば、1年間のあれやこれやを忘れ、元気や勇気が湧き上がる人も多いだろう。シルヴェストリ《バック・トゥ・ザ・フューチャー》で、同名映画のストーリーに思いを馳せながら聴けば、年の瀬を飛び越え、新年を迎える気分が高まるに違いない。もちろん、エルガーの《弦楽のためのセレナード》や《序奏とアレグロ》という正統派クラシックで重厚感のある弦の響きに満たされる時間も用意されている。
　さらには、来場者からのリクエスト曲を演奏する特別企画（18:00開演回）や、未来のヴァイオリニストを志す子どもたち「石田組ジュニア」との共演（14:00開演回）も。石田組のブアツい響き、熱狂のステージを体感すれば、きっと忘れられない年の瀬になるだろう。

＜文・小畑智恵＞