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パンフレット

旅のおすすめ記事最新トレンドから絶対外せない王道まで!熊本の楽しみ方をご紹介します

毎回一番風呂!小国・わいた温泉郷の家族風呂

写真:露天風呂

時間制で温泉の浴室を借り切って、周りを気にせずくつろげる「家族風呂」(貸切湯・貸切風呂)。このスタイルの温泉が熊本には数多くあります。今回は、家族風呂が特に多くあるエリアの1つ、阿蘇郡小国町(おぐにまち)・わいた温泉郷から、気になる温泉3ヵ所をご紹介します。いずれも毎回お湯が入れ替え。さらに家族風呂+アルファの魅力も満載ですよ!

  • 岳の湯・地獄谷温泉裕花
  • 豊礼の湯
  • 守護陣温泉

※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、施設へお出かけの際は、熊本県や各自治体が発表する最新情報、要請などをご確認のうえ、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策(新しい旅のエチケット)を徹底していただくようお願いします。
 

森の中にある戸建ての貸切風呂で、プレミアムな温泉体験

岳の湯・地獄谷温泉 裕花(ゆうか)
写真:浴室
阿蘇郡小国町(おぐにまち)の涌蓋山(わいたさん)山麓に広がる、わいた温泉郷。そのうちの1つ・岳の湯(たけのゆ)温泉エリアにある「裕花」は、1室1室こだわった家族風呂の浴室が人気の温泉施設です。14室ある家族風呂は全棟、離れになっているので、周りが気にならない贅沢な貸切感が魅力。コインタイマー式でお客様ごとにお湯が入り、毎回、一番風呂を楽しめます。
写真:山道
深い森の中に、戸建ての家族風呂浴室が点在しています。ワクワク。
写真:和室の部屋
「もみじ」の部屋へ。ここは脱衣所が畳敷きになっているので、子ども連れでも安心です。
写真:岩風呂の浴室
趣ある岩風呂の浴室。脱衣所のインターホンからフロントに合図をすると、温泉が入り始めます。本当に一番風呂! ちなみに、フロントに人がいない夜間の場合は、料金分のコイン投入でお湯が入ります。
写真:温泉の入水風景
ものすごい勢いです。泉質はナトリウム塩化物泉。メタケイ酸という保湿成分が1キログラムあたり600ミリグラム以上含まれているそうで、これだけの含有量は国内でも珍しいそう(普通の温泉は70〜100ミリグラム程度)。温泉ツウの人は、成分表を見て驚くのだとか。
写真:岩風呂の浴室
などと言っている間に、5分程であっという間にお湯がたまりました。というか、温泉が浴槽からあふれ出ています! なみなみと注がれる美肌の湯に浸かれる贅沢感、たまりません。外の景色を絵画の様に切り取る窓の配置も、計算して作られたもの。
写真:山の中にある小屋
さらにもう1棟、見せてもらいました。こちらは2018年に新設された「プレミアム貸切風呂」(入浴可能時間8時から21時受付)。温泉旅館に滞在気分で利用できる特別なお部屋です。2室あるうちの1室、「木立の湯」を拝見!
写真:畳敷きの脱衣所
こちらも畳敷きの脱衣所。ベンチ付きのゆったり広い空間なので、湯上がりにくつろぐのもいいですね。
写真:半露天のヒノキ風呂
こちらは半露天のヒノキ風呂。ゆったり広い浴槽に、ものすごい勢いでお湯が入り始めます。
写真:半露天のヒノキ風呂
そしてあっという間に満杯に。木々の奥に田園の景色が広がり、なんとも心地よい空間。まさにプレミアムです! 夜は木々がライトアップされ、よりラグジュアリーな雰囲気を楽しむことができますよ。
写真:露天の大浴場
また、母屋の奥には露天の大浴場もあります(入浴可能時間8時から21時受付)。森に包まれたような入浴体験ができ、こちらも魅力的な温泉。春夏は緑、秋は紅葉、冬は雪見温泉と、四季折々の景色を楽しめます。
写真:蒸し場
さらにさらに、温泉利用者は敷地内の「蒸し場」を利用することもできます。「蒸し場」とは、地下から吹き出る温泉の蒸気熱で食材を蒸すことができる施設。野菜か卵なら、持ち込み食材を自由に蒸してOKです。
写真:ザルの中にあるサツマイモ
売店で蒸し用の季節の野菜(取材時の秋は写真のサツマイモ)と卵の販売もあるので、手ぶらでも安心を! さらに、地元のお母さんお手製のちまきの販売もありますよ!
写真:裕花の外観
森林浴&温泉浴で、身も心も癒やされる家族風呂でした!
スポット情報(2021年11月5日現在)
スポット名 岳の湯・地獄谷温泉 裕花(ゆうか) 
住所 熊本県阿蘇郡小国町北里1800-33
問い合わせ 0967-46-4935
営業時間 貸切温泉 8:00~22:00(受付21:00まで)
プレミアム貸切温泉 8:00~22:00(受付21:00まで)
露天風呂8:00~22:00(受付21:00まで)
定休日 水曜(祝日の場合は翌平日)
料金

貸切温泉(12室) 1,300円~2,300円(50分・定員4名)
プレミアム貸切温泉(2室)2,800円~3,300円(60分・定員4名)
露天風呂 大人 600円、小学生 400円、未就学時無料

駐車場 70台
関連リンク 岳の湯・地獄谷温泉 裕花サイトはこちら(外部リンク)

涌蓋山一望の景色とホワイトブルーのお湯が自慢!

豊礼の湯(ほうれいのゆ)
写真:涌蓋山と浴室
わいた温泉郷の1つ、はげの湯エリアにある「豊礼の湯」。“小国富士”とも称される涌蓋山(わいたさん)を一望できる、開けた丘の上にある温泉施設です。こちらで注目したいのが、100パーセント自噴で湧くホワイトブルーの温泉。この一帯でも珍しいにごり湯を目指して、県内外から多くの人が訪れています。24時間営業(一部浴室除く)でお湯は毎回入れ替え。家族風呂1,000円からという価格帯も魅力です。
写真:檜露天風呂の棟
全17室ある家族風呂のうち、山を望む景色が素晴らしいという檜露天風呂の棟へ。こちらの棟は8時から19時入浴可です。
写真:受付の機械
フロントで受付後、浴室の外にある機械へコインを投入すると、お湯が入り始めます。
写真:脱衣所
木の質感豊かな脱衣所には、着替えや休憩に便利なベンチもあります。
写真:浴室に入水
100パーセント自噴温泉のホワイトブルーのお湯がみるみる浴槽に入っていきます。泉質は塩化ナトリウム物泉。お肌に優しい泉質で、肌の悩みがある人も通ってくるのだとか。
写真:涌蓋山と浴室
さあ、あっという間にたまりました。お湯は浴槽からあふれ続けています。正面に涌蓋山を望む景色が圧巻!11月頃には一面、紅葉の景色となるそうです。
写真:涌蓋山と浴室
浴槽の一部が寝湯になっているので、ゴロンと横になってぼんやり景色を楽しめますよ。浅い部分があるのは、乳幼児連れにも嬉しい仕様です。

この檜露天風呂のほか、家族風呂には24時間営業の岩内風呂、岩露天風呂もあります。好みや予算に応じて利用しましょう。
写真:露天大浴場
ホワイトブルーのお湯を全身で感じたいなら、露天大浴場へ! お湯の量が多い分、より温泉のにごりと色を感じることができます。こちらも山一望の景色が魅力。
写真:蒸し場
そして、もう一つのお楽しみが、蒸し場での調理です。食材の種類の制限なしで、温泉利用者は無料で使うことができます。殻付き牡蠣やワタリガニを持ち込み調理するという猛者も…!温泉蒸気のミネラル分とほのかな塩味、そしてうま味が凝縮されて、えもいわれぬ美味しさになるとか。
写真:売店
フロントで食材の販売もあるので、手ぶらでも楽しめます。卵やサツマイモ、さらに骨付きモモ肉、ソーセージ、肉まんまでバリエーション豊かです。
写真:ザルの中にサツマイモや肉まん
調理に時間がかかる食材なら温泉に入る前に蒸し始めてもよいですし、お風呂上がりに湯冷まししながら調理する人も。待つ時間も楽しいものです。
写真:ザルとお皿と味ぽん
蒸しザルは無料で借りることができます。さらに、フロントで食材を1,000円以上購入した人は、取り皿やペーパー、ポン酢などのレンタルサービスもあります。
写真:骨付きモモ肉
骨付きモモ肉も、蒸気の力でホロっと柔らかく蒸し上がり、箸ですっと崩れるほど。お肉のうま味がしっかり感じられておいしい! 
写真:屋外デッキ
田園の景色が気持ちいい屋外デッキや、屋内の無料休憩所でゆっくり食べましょう。
写真:豊礼の湯の外観
身体の芯から、そして胃の奥から温まりました!
敷地内には簡易宿泊所もあり、秋冬は運が良ければ早朝の雲海も楽しめるそうです。
スポット情報(2021年11月5日現在)
スポット名 豊礼の湯
住所 熊本県阿蘇郡小国町西里2917
問い合わせ 0967-46-5525
営業時間 家族風呂(岩露天風呂・岩内風呂)24時間営業
露天大浴場・家族風呂(檜露天風呂)8:00~19:00
定休日 なし
料金 家族風呂(檜露天風呂)1,500円(60分)
家族風呂(岩露天風呂)1,200円(60分)
家族風呂(岩内風呂)1,000円(60分)
露天大浴場 500円
※宿泊料金はホームページでご確認を
駐車場 70台
関連リンク 豊礼の湯サイトはこちら(外部リンク)

1棟貸切の宿泊も人気、人里離れた秘湯の家族風呂

守護陣温泉
写真:浴室
わいた温泉郷の少し山奥に下った場所にある「守護陣温泉」。人里から離れ、周囲に森しかない環境に癒やされる、オール家族風呂の温泉施設です。こちらも24時間営業でコインタイマー式なので、毎回1番風呂を楽しめます。また、通常の50分料金のほか、3時間4,000円という長時間料金設定(夜間は不可)があり、「のんびり何もせずくつろぎたい」という人にもオススメです。
写真:廊下
まずは、「南の湯」の棟へ。本当に森の中!
写真:脱衣所
着替えや休憩もしやすい、ベンチ付きの脱衣所です。フロントで代金を払って入室し、ボタンを押せばお湯が入り始めます! 夜間は1,500円の浴室のみ使えるので、コイン投入(500円3枚)でお湯が入る仕組みです。受付に両替機があるので、ご心配なく!
写真:浴槽に入水
勢いよくお湯が入り始めます。泉質は無色透明の単純泉。1滴の水も熱も加えていない、ラドン含有量が豊富な天然温泉100%が、なみなみと注がれていきます。
写真:外が見える浴室
あっという間に、広い切石風呂が満タンに。お湯は35分間出続けるので、お湯が止まったら50分まであと15分。分かりやすい!
写真:窓を開けた浴室
全浴室に寝湯がついており、窓を開放できる半露天の仕様。寒い日は窓を閉めて内湯にしつつも景色は楽しめるよう、大窓が付けられているのも嬉しい限り!
写真:浴室の中のバスマット
バスマットが準備されているのも、密かに嬉しいポイント。子ども連れでも入りやすい、うれしい工夫です。
写真:宿泊施設への外道
そして、「守護陣温泉」のもう一つの魅力が、宿泊です。貸切風呂付きで和室、寝室、トイレなどを備えた部屋に泊まることができます。旅館顔負けの設備ですが、「素泊まり専用」なので、チェックイン後は時間に縛られず自由に過ごせるのが魅力です。
ただ、料理の準備がなく周辺にお店は何もないので、食事を済ませて入るか、もしくは夜朝の食事を持ち込むなど、食事の準備だけはご自分で! ちなみに前日までの予約で、「白地商店」の名物、地獄蒸し「丸ごと鶏蒸し鶏」(2から4人前、2,500円)を配達してもらえます。
写真:新館の内装
こちらは新館の一室、「西の湯 一」の部屋です。このプレミア感! 
写真:新館の内装
もちろん、リビングからも森の景色を楽しめます。
写真:冷蔵庫、レンジ、ケトル
写真:マッサージチェア

なんとTV付きのマッサージチェアルームも! 冷蔵庫、レンジ、ケトル完備なので、ご飯の持ち込みにも便利です。

写真:宿泊室の浴室
宿泊室は浴室もプレミアム! 大浴場のような広さの岩風呂を貸し切りできるなんて、本当に贅沢です。1泊あたりお湯を10回まで入れられるので、夕・夜・朝と何度も一番風呂を楽しめます。
写真:新館の内装
こちらは新館のもう1棟「西の湯 三」の宿泊室。和モダンでオシャレなインテリアに心躍ります。こちらも冷蔵庫、レンジ、ケトル常備でマッサージチェアもあり。
写真:寝室
リビングと寝室が分かれているのも嬉しい。布団がフカフカ柔らかいのも、密かな人気ポイントです。
写真:広々檜風呂
こちらは広々檜風呂。もちろん寝湯つきなので、身体を思いっきり伸ばして温泉を楽しみましょう。

宿泊できるのは、プレミアムな新館「西の湯」2室と、旧館「東の湯」の5室(こちらも、宿泊室もお風呂も広々です!)。全室wifi完備で、新館の2室は動画視聴サービスも利用可能なので、贅沢な巣ごもりを楽しむのにもオススメです。日中は部屋付き貸切風呂としてのデイユースも可能なので、泊まらずともこのプレミアム感を楽しめますよ! 
写真:利用状況を示す液晶画面
利用状況や待ち時間は、液晶画面ですぐ確認できます。
写真:守護陣温泉 の看板
人里離れた森の中で、秘湯ステイ体験、やみつきになりそうな楽しさです。
スポット情報(2021年11月5日現在)
スポット名 守護陣温泉 
住所 熊本県阿蘇郡小国町西里守護陣3160-1
問い合わせ 0967-46-5430
営業時間 24時間営業
定休日 なし
料金 家族風呂 50分1,500円、80分2,200円
100分2,500円、3時間4,000円
※80分以降の長時間料金は、深夜帯は不可 
※宿泊料金はホームページにて確認を
駐車場 25台
関連リンク 守護陣温泉 サイトはこちら(外部リンク)

いつでも楽しめて、天然温泉かけ流し、毎回一番風呂を一室貸切と、温泉を楽しむのに最高な環境がそろう家族風呂。家族や友人と、そして時には贅沢にお一人様で…! 小国町で湧き続ける地熱と温泉のパワーを感じに、ゆっくり楽しみたいですね!

※臨時休業や営業時間の変更の可能性がありますので、お出かけの際は、直接店舗に営業時間をご確認ください。

中川千代美

長崎生まれ、熊本在住。地方出版社に勤めたのち、「チヨミ編集事務所」として独立。地域の子育て情報誌や生活情報紙をはじめ、幅広いジャンルの編集・ライティング・企画を手がける。食欲・物欲・お出かけ欲・温泉欲・ビール欲が赴くままに熊本・九州を駆け回る日々。趣味は二胡。

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