喰蔵ブログ♪

国道438号線から琴南公民館への道を進んだ場所にある
『三嶋製麺所 （みしませいめんしょ）』



メディアでは近くにある『谷川米穀店』のほうが取り上げられる機会が多いけれど
個人的はこの『三嶋製麺所』がお気に入りです♪

お店は看板ものれんも無く、一見すると普通の農家にしか見えないし
田んぼに囲まれた細い道を入って行くので初めて来る人は
本当にこんな場所にうどん屋があるのか不安になると思います。


近辺に駅も無い為、車で行くしかないという秘境感も手伝って
着いた時にはちょっとした感動を覚えます◎

そんなお店に前回食べに来たのは約5年前で
店を切り盛りするおばあちゃんの姿が見えず心配してましたが
今回は釜を守る元気な姿が見られたのでよかった♪





接客は若い男性が担当してくれるので
うどんの量と温かいのか冷たいのかを伝えて受け取るようになります。

で、私が注文したのは温かい大。
すると水で締めてない釜抜きの麺を丼に入れて渡してくれるので
自分好みでネギ、醤油、自家製唐辛子、生卵をトッピング。


生玉子だけは別料金ですが合計で270円という破格値◎
店の主体が製麺所という事で一般店では決して食べられない安さですが
これでも小麦粉の高騰により値上げした後だというのがすごい。



そして玉子と醤油をまんべんなく混ぜてから実食。


うわー！！久しぶりに食べたけど前にも増して美味しい☆☆
釜抜きならではのヌメりとしなやかさのある麺が玉子と醤油を吸ってくれて
麺の甘さ、醤油の深いコク、玉子のまろやかさ、自家製唐辛子の刺激的な辛さが
完璧なバランスで融合して『三嶋製麺所』でしか味わえない極上の美味しさへと完成されてます♪


こんな感じで秘境にあるうどん屋さんはいくつか存在していて
ロケーションや店に至るまでの道中等のシチュエーションが大きく影響して
普通の味なのに美味しく感じてしまうお店もありますが
ここは例え街中のセルフ店で出されたとして間違いなく美味しいと感じる本物の味なので
山奥への遠い道のりですが、まだ行った事がない人は是非一度立ち寄ってみて下さい◎



▽メニュー紹介
「うどん　小140円／大240円」
「玉売り　うどん80円／そば90円」
「生卵　30円」


【住】香川県仲多度郡まんのう町川東276
【電】0877-84-2266
【営】10:00～16:30
【休】金曜
【席】10席
【駐】3台