曹洞宗 常圓山 皎月院

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曹洞宗 行事

2020.10.05

達磨大師

本日10月5日は

震旦初祖円覚大師(しんたんしょそえんがくだいし)菩提達磨大和尚(ぼだいたるまだいおしょう)の御命日

達磨忌(だるまき)とも言ってます。

達磨大師は、初めて中国へ禅を伝えた方であり、

お釈迦さまから28代目であります。

道元禅師さまは、中国へわたり50代目の如浄さまより法を受け継ぎ51代目となり帰国。

私たちの生活の中で、人から皮肉を言われたり人に皮肉を言ってしまいます。

この「皮肉」と言う言葉は、

遠回しに意地悪いことを言うことで、嫌みともなります。ですが、仏教でいう「皮肉」とは、仏教の根本理念に対する表面の皮のことで、いわば幹に対する枝の部分かもしれません。

「枝」、つまり枝葉末節の部分ばかりを見て、肝心要の幹の部分をおろそかにしていることを遠回しに「皮肉を言う」というようになりました。

また熟語でも「皮肉骨髄(ひにくこつずい)」があります。

これは皮と肉と骨と髄で、身体のすべてのことをあらわしつつも、信念とか思想、行動などのすべてをひっくるめての言葉です。その人やその人の性格であったり、人間の本質のことでもあります。

何を学んで行くにしても、大切な真髄を学ばなければ、本当にその道を習得したことにはなりません。

曹洞宗における大安楽の法門としての坐禅。

その真髄の禅を伝えて下さったのが達磨大師です。

達磨大師は、あらゆる世俗に背を向け、自ら安楽としての坐に徹しました。

その姿こそが達磨大師の教えそのものだったのでしょう。

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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