曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2019.10.06

菩提達磨大師

昨日10月5日は
達磨さまの命日でした。

曹洞宗では、中国へ禅を伝え、中国禅の初祖となられた
達磨さまの命日を大切にしておまいりしております。
また、キャラの濃さを活かし、日本では「だるまさん」として
起き上がり小坊師としても親しまれております。

中国梁の武帝(熱心な仏教信者として有名で、功徳を求めている)と、
達磨さまの問答が良く知られております。

「廓然無聖(かくねんむしょう)」
武帝「私は皇帝になってからというもの、寺を建て経典を書写させ、僧侶の数を増やしてきた。これはどのような功徳があるのか?」
達磨「どれも無功徳です」
武帝「何が、仏法の究極のさとりだろうか」
達磨「カラリとして何も聖なる教えなどありません(廓然無聖)」
武帝「この私の前にいるそなたは何者か?」
達磨「不識(ふしき 識らない)」
武帝はこの答えに納得できませんでした。
そのため、達磨さまは仏法を広める機会がかなわなかったことを知りました。


震旦初祖圓覚大師菩提達磨大和尚
(しんたんしょそえんがくだいしぼだいだるまだいおしょう)

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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