ネズミムギとホソムギの違い
5月7日(土) HOMEへ
ネズミムギとホソムギの違い
ネズミムギ ホソムギ?
今日は天気が悪く雨が降っている。
家に帰る途中、京急の土手に咲く花を見ながら歩いた。
線路端を見るとネズミムギに似ているが少々違うかなあと思えるものがあった。
いつもはネズミムギとして片づけていたが、今日は「あれっ」と思った。
家へ帰り、インターネットで何となく調べてみると、「ホソムギ」というものが出ていた。
よく似ている。
ネズミムギとホソムギがあるのか、初めて知りました。
そこでこの違いを調べてみることにしました。
ホソムギ・・・小穂は6~10個の小花 無芒
ネズミムギ・・・小穂は10~20個の小花 有芒
長田博士の帰化植物図鑑
ホソムギ・・・花軸はざらつかない
ネズミムギ・・・花軸はざらつく
ネズミムギは大きな株をしていて、株から何本もの花茎が立ち、線状に小穂を沢山つける。
株から花茎を立っていたので、鞘状の葉をしっかり確認していなかった。
今日見たものは株らしきものが見当たらない。
本来は株をなしているのだろうが、これは特殊なのかもしれない。
鞘になった葉の脇から真っ直ぐに花茎を立てる姿が特に目に映った。
鞘状の葉の長さもそれほど長くはない。
天気のいい日に写真を撮り、しっかり確認したいと思った。
今までネズミムギ一辺倒で考えていましたが、これからはもう少し綿密に調べなければいけないことに気がつきました。
また、似たものにボウムギ、ドクムギもあることが分かりました。
花が咲く前のイネ科の植物はどれもよく似ていて名前が分かりません。
記 平成23年5月7日(金)