デジタル大辞泉
「祇園会」の意味・読み・例文・類語
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ぎおん‐え ギヲンヱ【祇園会】
〘名〙 京都の祇園社(現在の
八坂神社)の祭礼。天祿元年(
九七〇)、
一説に貞観一八年(
八七六)に始まるという。七月一日の吉符
(きっぷ)入りに始まり、三一日の八坂神社境内の疫神社夏越祓まで、一か月にわたって行なわれ、長刀
(なぎなた)鉾、函谷
(かんこ)鉾など三二基の
山鉾(やまぼこ)巡行が盛大。疫病よけの
祈祷の
御利益があると言われる。古くは、陰暦六月七日から一四日まで。祇園御霊会。祇園祭。屏風祭。祇園の会。
ぎおん。《季・夏》
※
古今著聞集(1254)二〇「祇園会を菅博士行衡、三条堀川にて見けるに」
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