木綿豆腐(読み)モメンドウフ

デジタル大辞泉 「木綿豆腐」の意味・読み・例文・類語

もめん‐どうふ【木綿豆腐】

豆乳凝固剤を入れ、固まりはじめたものを型箱に流し込み、敷いてある木綿布で余分の水をこして締め固めた豆腐表面に木綿の布目がつく。→絹漉きぬごし豆腐

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精選版 日本国語大辞典 「木綿豆腐」の意味・読み・例文・類語

もめん‐どうふ【木綿豆腐】

〘名〙 木綿漉(もめんご)しで製した豆腐。

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「木綿豆腐」の解説

もめんどうふ【木綿豆腐】

豆乳ににがりという凝固剤を加えて固まったものを、底に穴のあいた型箱に木綿などの布を敷いた中にいったんくずしながら入れ、重しをして水分を除きながら固めた豆腐。型箱に敷いた布目が表面につく。⇒豆乳豆腐絹ごし豆腐

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世界大百科事典(旧版)内の木綿豆腐の言及

【豆腐】より

…豆乳の温度が70℃くらいにさがったところで凝固剤(もとは,にがりを用いたが,今は硫酸カルシウムが多い)を加えてかきまぜ,たくさん穴をあけた型箱に綿布を敷いて,そこへ移して凝固させる。この状態のものを〈くみ豆腐〉または〈おぼろ豆腐〉といい,おもしをかけて水分(〈ゆ〉と呼ぶ)を切ると,木綿豆腐(木綿ごしとも)ができる。絹ごし豆腐は〈ご〉の水かげんを少なくした濃いめの豆乳を穴のない型箱に入れてそのまま凝固させるもので,おもしを用いないので表面が滑らかなものになる。…

※「木綿豆腐」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」