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登山経験皆無の高専生が富士山に登ってみた。

マネージャー日記
この記事は約13分で読めます。

突撃!突撃!突撃合図!

マネージャーです。

あんぱん食べて虚勢論を振り回します!

今回は、記事タイトルにある通りです。

人生で一度は登ってみたいと言われる、あの、富士山に挑戦しました。

運動不足の高専生でも登れたのか?

結果はどうぞ拝読して確認ください。

吐くほど長いですが頑張って読んでください。

では、始めます。

事前準備は早ければ早いほどいい。

富士山登山を決めたのは4月頃だったでしょうか。

一緒に行くのは伏見稲荷に一緒に行ったO君です。

富士山に登るためには、まずは山小屋を予約しなければなりません。

けれど無知な我々は8月中旬に登ろうとだけ決めて、何もせずにいました。

なんて呑気なんでしょうか。

そして6月のある日、実際に調べ始めるとどこも予約いっぱい!

非常にびっくりしました‼️

当たり前です。

どこも空いてなくて諦めようとも考えました。

ところが、根気よく調べていくと太子館というところが奇跡的に空いていて、なんと取れました。

日付は8/27-28。

代金は、夕食、朝食付きの一人12,000 円でした。

二人で行ったので24,000 円です。

個室とかもありましたが、そこは勿論いっぱいでした。

大阪から富士山に登ろうとすると1泊2日ではちょいと厳しそうだったのでついでに前泊用のホテルも予約。

このホテル探しも難航しました。

山小屋が埋まってるなら当然富士山周辺のホテルも埋まってます。

いろいろ財布と相談、調整、会議、熟考した結果、交通の便はすごく微妙ですが、河口湖駅からバスで行く富士望ホテルと言うところに決めました。

値段は、二人で15,000 円。

Booking.comで予約したら謎に750 円割引されたので14,250 円でした。

一人7,125 円。

んー。って感じです。

急ぎで取らんといけなかったのはこれくらいかなということで次は8月まで飛びます。

登山1週間前

日々の暮らしに階段を使うなどして体力をつけて迎えた一週間前。

新幹線の席を取り、使うバスを決め、装備のレンタルを予約しました。

装備は、登山日に店舗で受け取ってそのまま富士山に向かう形式です。

Lamontという店を使いました。

レンタル品は、レインウェア上下、ザック、ブーツ、スパッツ(砂利入り込み防止用)、ヘッドライト、トレッキングポールのフルセット!

Lamont河口湖店の受け取り、一泊二日の貸し出しで12,980 円!

ちなみに、ザックは35 Lにしたんですが、いろいろ入れてパンパンになったので45 Lにしといたほうがいいと思います。

あと、河口湖店じゃなくてふじさんプラザ店の方が河口湖駅に近いので河口湖駅からバスで富士山に行く人は絶対こっちの方がいいです。

僕はこれを知らずに適当に河口湖店にしたので当日の朝焦ることになりました。

富士登山旅行1日目

大阪を出発。

ついに大阪出発の日がやってまいりました。

一緒に行くO君と大阪駅で待ち合わせ。

事前に購入しておいた新幹線の切符を発行し、乗り場へ。

この際、駅弁を購入しました。

寿司が食いたかったので柿の葉寿司を購入!

美味しかったです。

また食べたくなってきました。

さて、この新幹線ではまず静岡県は三島駅まで行きます。

そこから河口湖駅行きのバスに乗り、河口湖駅へ。

この時のバスも予約せんといけません。

一週間前に予約した時点で残り少なかったので正直あぶなかったです。

そんなことはどうでもよくて、新幹線に乗っていたら富士山が見えてきました。

嘘こきました。

雲だらけで見えてはないです。

登山中も雲だらけだったら嫌だなーなんて思いながら通り過ぎて行きました。

そして、なんや缶屋で三島駅に到着!

ここから前述のバスで河口湖駅へ!

この時は富士山がちょっと見えました。

ここからホテルに向かうわけですが、バスの時間までだいぶあったので夜食やらを買いにドラッグストアへ。

喉が痛かったので龍角散、そしてグミ、水を購入!

そしたらバスに乗って最寄り駅まで向かいます。

今回泊まる富士望ホテルは朝食しか付いてないのでここで夕食!

適当に一番近いところに入って親子丼を食いました。

ご飯を食べたら店前にあった出店で葡萄を購入。

ホテルで食べるとします。

ホテルへ。

さて、最寄バス停からホテルまでは約20ぷんほどかかります。

遠すぎです。

さらに、荷物が大量にあるので大変でした。

そして、到着。

富士望ホテルです。

一昔前の遊園地みたいなメルヘンな色味。

おもしろいですね。

早速チェックインしてお部屋へ。

和室

メインルームはこんな感じ。

写真で見ると狭く見えますけど、まあ快適に過ごせる広さでした。

シャワーとトイレと洗面台と玄関が写真の後ろに位置しています。

部屋でダラダラして、荷物整理などしたら、露天風呂があるので行きました。

風呂でサッパリしたら購入したぶどうを食べました。

ぶどうって感じのぶどうでした。

将来はぶどう栽培で一儲けしようと思いました。

では、おやすみとします。

2日目

ついに向かいます。

おはようございます。

ホテルのbreakfastはバイキング形式でした。

さて、富士山の天気はどうかなー?

昨日よりは晴れてるか…?

登らんとわからんです。

ホテルから徒歩でバス停に向かい、バスで河口湖駅に。

ここで、急いで富士急ハイランド駅へ向かい、ダッシュでLamontへ。

サイズ確認をしたら急いで河口湖駅へとリターンします。

そして、バスに乗り、ついに富士山へ。

富士スバルライン五合目というところまでバスで向かいます。

ちなみに、富士山の標高は3,776 m。 

五合目は2,400 mです。

ですので、登山としては1,370mほどの高さを登ることになりますね。

五合目に到着!

高所に体を慣らすため、ここで1時間ほど滞在します。

荷物を入れ替えたり、いらない荷物をコインロッカーに入れたり、少々準備をしてから昼飯へ。

醤油ラーメン的な。

値段は忘れました。

夏真っ盛りですが、五合目まで来ると気温もだいぶ下がります。

ちょっと寒いんで暖かいラーメンが体に沁みました。

ラーメンを食ったら準備体操やお土産をみて時間を潰し、出発!

山登り開始のお時間。

12:30。

ついに登り始めます。

といっても、まだ登山は始まりません。

ここから平坦な道を30分くらい歩いてから上がっていきます。

平坦な道。

標高2000 mなので景色は結構良く、遠くの景色が見えます。

涼しいし。

ただ酸素は薄いんで調子こかないように慎重に、けど大胆に歩幅を進めます。

はい!

ここからが登山開始!って感じですかね。

まずは森の中を進んでいきます。

石あり、登山客あり、馬糞ありと盛りだくさん。

途中お馬さんとすれ違うので注意してください。

おっと、ここで雲行きが怪しくなってきました。

一寸先は闇、いや霧です。

なんかこの光景、既視感がありますね。

びわ湖大花火大会、五里霧中。
ガーデンミュージアム比叡から琵琶湖花火大会を望む。

まあ冗談だとは思いますが。

いろはす。

いろはすです。

これがないと登山できません。

ちなみに、水は500 mlを2本ほど持って行きました。

足りない分は山小屋で買おうという魂胆です。

さて、霧は相変わらずですが、どんどん登っていきます。

登山道は蛇腹折みたいになっていてそこを登っています。

ここら辺はまだ平坦な道が続いているので楽っちゃ楽。

酸素は薄いのですぐ息切れしますが。

晴れてきた

こんな感じです。

景色がとてもいいのでここらでパシャリ📸。

そしてこれをずーっと繰り返します。

登り、休憩し、登り、山小屋を通過し、休憩し、また登り、、、。

すると、目的の山小屋に近づくにつれ、急な道が現れます。

もうほんとにただの崖。

登山用の靴じゃないと滑って終了。

挑戦失敗になります。

ちなみに僕はトレッキングポール使って登ったんですけど、O君は使ってなかったです。

人によりけり。

そして、、、

山小屋は山小屋だった。

ついに目的の山小屋、太子館に到着!

写っている人は知らないおじさんです。

メンバーではないです。

時刻は15:07。

登り始めて2時間半ほどで到着できました。

いまさらですが、この時は初心者向けコースの吉田ルートで登ってきてます。

ぐるぐるアースで見るとこの辺り。

高さだけでみたら半分くらいまで来てるんですかねー。

何はともあれ時間内に何事もなく山小屋まで到着できました。

チェックインを済ませたら、スタッフのお姉さんに寝床まで案内され、諸々の説明を聞きます。

寝床はこんな感じ。↓

太子館ホームページの案内動画より

2名ずつ入れるようになっていて、お布団は用意されてました。

注意点として、仕切りが板一枚だけだったのであまり暴れないように気をつけましょう。

あと、天井も低いんで頭をぶつけないように最新の注意を払います。

僕の隣に来ていた背の高い外国メンは梁に盛大に頭をぶつけていてマジで痛そうでした。

かわいそう。

さて、こちら太子館では夕食を出してくれるらしいので一応頂いておきます。

カレー、鯖の味噌煮、ウインナー、漬物、野菜、そしてデザートに富士山饅頭とゼリーです。

うましうましでした。

食べていたらスタッフの人が来てアツアツのレトルト五目釜飯と菓子パンをくれました。

翌日の朝ごはん用です。

それと水もくれました。

水をくれたら僕は生きていけます。

ありがとうございます。。。

さて、明日は早いのでもう寝ます。

17時寝です。

3日目

高専生の朝は早い。

三日目です。

夜中の一時くらいに起きました。

なんでこんな時間に起きたかと言いますと、山頂でご来光が見たかったからです。

軽く準備をしたらエントランスで朝飯(?)を食べます。

もらった時はアツアツだったのに冷え切ってしまった釜飯。そして菓子パン。

寒いエントランスで冷えすぎた釜飯を食べるのは精神的にくるものがありました。

眠いし。

けれどもそんなことを言っている暇はありません。

登り始めます。

8合目からは岩場がずっと続いていて、しかも真っ暗なのでヘッドライトは必須。

無いと登れません。

幸いにもレンタルセットに付いてきていたので助かりました。

ポールで足場を確認しながらライトで照らし、着々と登っていきます。

休憩中、後ろを振り返ると街の光が見えました。

ひんやりとした静闇のなか、遠くに見えるのは街の明かりのみ。

風の音、鳥のさえずり、虫の鳴き声でさえ、ここには存在していません。

人以外の全てが黙っているようで、別世界にいるようで、不思議な感覚になりました。

さて、順調に登って行くと渋滞が見えたので、いやですけど並ぶことに。

渋滞の写真は撮ってないです。

その代わりに、山開きの日の富士山吉田ルートの様子を写真に残している方がいたのでどうぞ。↓

ここからが富士登山で一番辛かった。

寒くて凍える手。

ここぞとばかりに容赦なく吹き付ける風。

そして渋滞を横から抜かして行く登山客。←これいいの?よく分かりません。

はよ家帰りたいなー、って思いながら登ってました。

ただ、幸運だったのは雨が降らなかったことですね。

雨なんて降ってたらもうマジで帰ってました。

やってられんでそんなん。

冗談はさておき、ただ耐え忍びます。

そして、、、

富士山頂

AM 4:30。

ついに、登頂です!

もー、よく頑張りました!

山頂には売店や神社があり、人がいっぱい。

賑やかです。

ですがとにかく寒いので何か暖かい物を買いに売店へ。

ほんとは甘いものが欲しかったですが、ココアと微糖コーヒーは売り切れで無かったので唯一あったブラックコーヒーを購入。

飲みながらご来光を待ちました。

待ったんですけど、ご来光は、太陽に雲が被っててよく分からんでした。

でも、朝焼けは綺麗だったのでよしとしましょう。

雲海はしっかり出てたので良かったですね。

初めて雲海を見ました。

絨毯みたいで乗れそうでした。

、、、富士山に登ったんかー。

そうかそうか。

まさか高専に入って5年生で富士山登ってるなんて。

そんなこと微塵も考えてなかったです。

山頂のお店。

ここで登頂記念にキーホルダーを買いました。

裏には日付の刻印も付けてもらえました。

岩だらけ。

人生岩だらけ。

下山

軽く山頂の様子を見たらO君とちょっと相談タイム。

計画表にはお鉢巡り(山頂巡り)もすると書いていたんですが、なんかもう疲れが。

登頂してご来光と雲海を見るという目標は達成しているので、両者満場一致で降りることにしました。

下山道は登山道とはまた別です。

登りほど険しい道はないですが、ずーっと砂利道で滑りやすくなっているので慎重に慎重にくだります。

せっかく登ったのに降りないといけないなんて、虚しいなー。

景色は抜群にいいので堪能しつつも、足元に気をつけて。

3時間ほど歩き続けて5合目に帰ってきました。

8時半ごろに到着です。

この時間はまだ人は少なかったです。

買い物するならこの時間だなと思いました。

お土産を買って、ロッカーに荷物を取りに行き、バスに乗り河口湖駅へ。

富士スバルライン五合目に別れを告げます。

バスでは疲れがどっと出てきてほとんど寝てました。

下界に戻ってきました。

河口湖駅に着いたらLamontにレンタル品を返すため富士急ハイランド駅に。

そして徒歩で河口湖駅に戻り、駅前のホテルにある風呂に入りました。

昼前とかだったんで客はもちろん一人もいません。

貸切でした。

温かい風呂に入って疲れを癒やしサッパリ。

ちょー気持ちよかったです。

風呂って最高

たぶん穴場です。

そしたら、もう大阪に帰ります。

ディズニー行こうかとか悩んだんですけど会議の結果、帰ることになってしまいました。

新幹線のチケットと帰りのバスを取って、三島駅まで。

1時間くらい待合室で時間を潰し、15時頃新幹線でスーッと帰っていきました。

さようなら、富士山。

ありがとう、富士山。

もう来ないよ、富士山。

人生で貴重な体験をできました。

P.S.

最後まで見てくれてありがとう。

今回使ったお金を計算してみると、掛かった金額は、63,797 円(交通費、宿代)➕食費➕お土産代で約6万6000か7000 円くらいでしょうか。

もっと節約できたやろ。

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