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世界遺産 リオデジャネイロの旅の記録(ブラジル)

こんにちは松田光一です。世界遺産の絵を描く画家をしています。 過去の世界遺産旅の記録より、写真やスケッチ、絵画をご紹介して行きます。2015年のリオデジャネイロの旅のまとめです。この時は10日間でイースター島とアルゼンチンとここリオデジャネイロを旅するものでした。リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群(Rio de Janeiro: Carioca Landscapes between the Mountain and the Sea) という名前で2012年に世界遺産に登録されました。 登山電車で山の上に登ったところに有名なキリストの像があります。いつものようにお散歩スケッチ。

リオネジャネイロのキリスト像スケッチ

着色したらこうなりました。

このリオの絵は軽井沢ニューアートミュージアムにあります。 ●こういう景色を見ていると涙が出そうになるくらい感動するタイプなんですよね。写真だと伝わらないけど。

●シュラスコ美味しかったなあ。。。

●キリスト像

●ブラジル植物園(世界遺産) この植物園も世界遺産の登録範囲内なのです。日本の橋がありました

●ロープウェイで巡ったファベーラ

絶景だけど、平和な感じもするけれど、少し危険な雰囲気も感じました。一人で勝手に歩かない方がいいと思います。

●リオデジャネイロの街並み 一人で歩き倒して楽しかったなあ。今度は友達も一緒に行きたい。

 

●世界遺産概要 リオデジャネイロ : 山と海との間のカリオカの景観群は、ブラジルの大都市リオデジャネイロにあるUNESCOの世界遺産リスト登録物件である。街並みを対象とする世界遺産ではなく、コルコバードの丘やコパカバーナ海岸など、都市周辺の人の手が加わって発達してきた文化的景観がまとめて対象となっている。文化的景観を対象とする世界遺産の登録は、ブラジルでは2012年に登録された本件が初めてであった。リオデジャネイロの美しい景観は「世界三大美港」の一つとも言われる。それらの美しい景観群は、文芸、音楽、都市計画など、広範囲な分野において創作を触発してきた。なお、登録名に含まれる「カリオカ」とは、リオデジャネイロの住民や出身者を指す名詞、または都市と住民の形容詞形である。 ●世界遺産登録基準 ブラジル当局は、世界遺産の登録基準 (1)、(2)、(6) に該当するとして推薦していたが、ICOMOSは勧告書の中で (1) と (2) の適用を否定する代わりに、ブラジル当局が考慮していなかった基準 (5) の適用が可能である旨を説明した。この判断は世界遺産委員会でも踏襲されたので、この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

(5) ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落、あるいは陸上ないし海上利用の際立った例。もしくは特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている人と環境の関わりあいの際立った例。 世界遺産委員会はこの基準の適用理由について、「リオデジャネイロの都市の発展は、自然と文化の創造的融合によって形作られている。この交流は、たゆまざる伝統的過程の結果ではなく、むしろわずか1世紀ほどの間の、都市中心部における大規模な革新的景観の創造へ導いた科学的、環境的、意匠的諸思想に基礎を置いた交流を反映しているのである。これらの諸過程は、多くの作家や旅行者たちから卓抜な美に属すると認識された都市景観を創出し、そして都市の文化も形作ったのである」と説明した。

(6) 顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と直接にまたは明白に関連するもの(この基準は他の基準と組み合わせて用いるのが望ましいと世界遺産委員会は考えている)。 世界遺産委員会はこちらの登録基準の適用理由について、「リオデジャネイロの劇的な景観は、芸術、文学、詩歌、音楽などの多くの表現様式にとってのインスピレーションを提供した。湾、ポン・ヂ・アスーカル、救世主キリスト像などを示すリオの表象群は、19世紀半ば以降、世界的に広く知られる要素となった」等と説明した。 ●ブラジル植物園​コルコバードの丘の麓の総面積は140ヘクタールの公園であり、900種のヤシを含む、6,000種の植物が栽培されており、植物園の入り口までの750mはブラジルの植物学者で園長を務めたジョアン・バルボーザ・ロドリゲスの名前の750mにわたるヤシの並木道が続いている。公園の40%だけが、人工栽培地で残りはマタ・アトランティカ(大西洋岸森林)の自然林である。公園はブラジルの国定歴史芸術遺産(Patrimônio Histórico e Artístico Nacional)として保護されており、1992年にユネスコの生物圏保護区に指定された。世界遺産「リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群」(2012年登録)に含まれている。 ●ファヴェーラ(ファヴェラ、葡: favela)は、ブラジルにおいてスラムや貧民街を指す言葉。ブラジルのほぼすべての大都市および中規模都市の郊外には、不法居住者の建てた小屋の並ぶファヴェーラや、既存の町がスラム化したファヴェーラが存在する。中でもリオデジャネイロ市のファヴェーラがもっとも有名で、カリオカ(リオデジャネイロっ子)の4人に1人はファヴェーラに住むとされる。ファヴェーラの多くは、公有地や所有権を巡って係争のある土地などを不法占拠する形で小屋や家屋が築かれたもので、一般的にブラジルの諸都市はファヴェーラの存在を法的実体として認知していない。 ファヴェーラの建物は非常に建て込んでおり一軒一軒も狭く、地形に合わせた階段や通路が家々の間を通っている。このため自動車は通行できないことが多い。コンクリートやレンガで造られた家から廃材で作られた家まで様々であるがいずれも無断で建てられている。おおむね衛生状態は悪く下水処理や病気に悩んでいる。ファヴェーラによっては家々に電気が通り夜には明かりがきらめくが、これは付近の電線から勝手に電線を引いた盗電である。都市周囲の山の斜面に建てられたファヴェーラも多く、大雨の後に地滑りが起こり大勢の犠牲者が出ることも相次いでいる。 ファヴェーラの人々は、ファヴェーラの外の都心などで低賃金の仕事に就くことが多いが、失業やドラッグ、ギャング同士の抗争といった社会問題も深刻である。 (引用 wikipedia)

 

現代世界は素晴らしい景色が溢れています。大好きな景色がまたひとつ増えました。世界遺産を描く旅より。 絵・写真:松田光一

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