2023年12月13日

ママやパパがふらっと顔を出せる身近な場所【児童館】

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0~2歳

3~5歳

小学生

中高生

たくさんの赤ちゃんとお母さんが座って体操を行っている写真

JR六甲道駅直結というアクセス抜群な立地で、ビルの中の一室というめずらしい形の六甲道児童館は、スーパーマーケットが近くに複数あり、買い物や区役所での用事のついでに寄る人も。疲れている日でも、気合を入れなくても、ふらっと顔を出せる気軽さ。赤ちゃんの月齢や子どもの年齢に応じたイベントも人気があります。

子供がかがんで入るくらいの大きさの木で作られた秘密基地の写真
子どもたちに大人気の「きのおうち」。イベント時は屋根にも登れます。
漫画や絵本などが並べられている施設内にある本棚の写真
おすすめの絵本や漫画が充実。思いもしない場所に隠れて本を読む子どももいます。

【利用者の声】明るい雰囲気の中、たわいもない話が弾む。

人と交流できることが何よりうれしいです。

赤ちゃんを抱っこしているお母さんの写真

Iさん(子どもの年齢:11ヵ月)

子どもが7ヵ月のときに寝相アートのイベントに参加したんです。同じ月齢の子どもを持つママと交流ができ、イベントに参加するごとに顔見知りになってきています。ちょっとしたことなんですが、家族以外と話す時間がすごくリフレッシュになります。子どもの人見知りも軽くなって、他の人にも興味を持つようになりました。

パパが子ども3人を遊ばせることも。

赤ちゃんを抱っこしているお母さんの写真

Mさん(子どもの年齢:8ヵ月、3歳、7歳)

上の子が8ヶ月くらいのときから通っています。月齢に合わせたイベントがあり、雰囲気も明るく、先生方は親切なので、子どもたちもお気に入り。3歳の長男は「すこやかクラブ」にも入って楽しそうにいろいろなプログラムに参加しています。土曜日はパパが3人を連れてきて遊ばせることも。おままごとや絵本をよく利用しています。

日々悩みが変わる初めての子育ても、楽しめています。

赤ちゃんを抱えている笑顔の女性の写真

Kさん(子どもの年齢:9ヵ月)

最初に来たのは「あかちゃんのおへや」でした。赤ちゃん体操をしたり、ママどうしでおしゃべりの時間があったり、すごく充実していて。授乳スペースがあるのも助かっています。初めての子育てなので、日々悩みが変わりますが、いろいろな意見や情報が交換できて楽しいです。児童館からすぐの灘区役所内にある「おやこふらっとひろば灘」にもよく行きますよ。

ふらっと来られる気軽さも、娘の刺激にも、ちょうどいい。

赤ちゃんを脇から抱えている女性の写真

Mさん(子どもの年齢:11ヵ月)

4ヵ月健診のときに近所に六甲道児童館があることを知って、子どもが5ヵ月のころから毎月通っています。予約が必要なくてふらっと来れるところがお気に入りです。最初は場所見知りして泣いてばかりの娘でしたが、このごろは少し慣れてきたようです。児童館で遊ばせると良い刺激になるのか、寝つきが早い気がしています。

子どものころに通っていた児童館に。

赤ちゃんを抱え、見つめている女性の写真

Yさん(子どもの年齢:9ヵ月)

自分自身が小学生のときに友達とよく六甲道児童館で遊んでいたんです。今は韓国に住んでいますが、一時帰国したタイミングで赤ちゃん向けのイベントがあったので、参加することに。日本で、ママどうしで話す機会がほとんどないので、とてもいい時間になりました。

【スタッフの声】妊婦さんも、赤ちゃん連れも、小学生も中高生も、自分の居場所に「児童館」という選択肢を。

妊産期も、何か月の赤ちゃんがいても、遊びにきて友達をつくってほしい。

八木さんの写真

主任指導員の八木さん

保育士をして、お母さんたちにアドバイスをしていた私ですら、出産後は、夜泣きや人見知りでかなり悩みました。誰でもなり得る、産後うつの予防のためにも、出産後、外に出られるようになったら、また、大人と話がしたいと思ったら、児童館に来てもらいたいです。何回か来るうちに、顔見知りや友達ができますよ。今はインターネットで何でも調べられて、情報過多になりがちですが、教科書通りにいかなくても、「私はこうしてるよ」「こんな悩みがあってね」と気持ちを分かち合ったり、本音を出しやすくなったりします。「話すこと」は「放すこと」でもあります。年齢や、仕事、価値観のまったく違う人と、赤ちゃんや子どもを通じて、触れ合う機会があるのも、児童館ならではですよね。

学童施設でもあり、中高生世代の居場所でもある。

金坂さんの写真

館長の金坂さん

児童館は児福祉施設の中で唯一、子どもたち自身が自分で来たいときにふらっと来ることができる施設です。いつでもだれでも立ち寄れる室内の公園や地域の保健室をイメージしてください。開館時間(9時30分から17時)の間で、利用できます。学校や家だけではなく地域の児童館もみなさんの居場所に加えていただければしあわせです。
また、六甲道児童館では中高生が利用しやすいように19時まで利用可能としています。学校園など年齢によって所属する居場所では、クラスの変更や卒業に伴い、同じ先生に相談をすることは難しくなっていきますが、児童館は0歳から18歳までが対象なので、お子さんが乳幼児のときに利用されていた保護者の方から、中高生になって相談を受けることもあります。小さいころからの成長を見てきている我々だからこそ相談がしやすいのだと思います。今後も児童福祉施設としてさまざまな状況の方たちの受け皿となっていきたいです。


——この日も、「ここはお昼ごはんを食べられるスペースがあるのがいいですよね」「暑い日や雨の日にも無料で使えるので、困ったらここに来ています」などと利用者さんの満足そうな声が聞かれました。保育園や幼稚園の情報交換もよく行なわれているとのこと。2~3歳向けの「すこやかクラブ」では、ふだんお家でできない自然遊びや音楽遊び、パラバルーンやクッキングなどのプログラムがあり、どの子どもたちも夢中になって遊んでいる姿が見られました。
「児童館は近所に必ずあるので、まずは最寄りの児童館をチェックするといいですよ」と八木さん。
利用者さんの笑顔が、六甲道児童館の心地よさを物語っていました。

児童館

開館時間

9時30分から17時 

閉館日

日曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)※警報発令時は随時休館

利用対象者

18歳未満のすべての子ども ※乳幼児は保護者同伴 小学生以上は一人でも利用可能

利用料

無料

六甲道児童館

所在地

神戸市灘区深田町4-1-39 メイン六甲ビル401

電話番号

078-841-2331

ホームページ

https://npo-space.com/list/rokkoumichijidoukan

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