プロバスケットボール男子Bリーグ2部（B2）の「西宮ストークス」が本拠地を神戸に移し、7月16日から新チーム名「神戸ストークス」として活動する。

「神戸ストークス」ユニホーム

　同チームは、兵庫県をホームタウンとする県唯一のプロバスケットボールクラブで、「ストークス」は英語で兵庫県の県鳥であるコウノトリを意味する。設立当初は兵庫県をホームタウンとし「兵庫ストークス」として活動。2015（平成27）年7月に拠点を西宮市に移し、「西宮ストークス」として活動してきた。

　新港突堤西地区（第2突堤）で2025年4月開業予定の1万人収容できる神戸アリーナ（仮称）を同チームの本拠地とし、開業までは主に「ワールド記念ホール」（神戸市中央区港島中町6）でホームゲームを行う。

　本拠地移転に伴い、ロゴ、ユニホームを一新。2021年10月から行う社会活動「ストークスコネスト」は継続し、神戸の大学・企業などと連携した活動「HELLO KOBE アクション」を新たに行っていく。

　2023-24シーズンから、「バスケットボールに関わる全ての人々のために」を企業理念に掲げる神戸市発祥のバスケットボールウエアメーカー「オンザコート」（港島南町5）とオフィシャルウエアサプライヤー契約を締結した。

　同チーム運営会社「ストークス」社長の北村正揮さんは「今シーズンから神戸に本拠地を移転した当クラブにとって、神戸市発祥メーカーのウエアで戦えることは心強い限り。今後は連携しながら、神戸市をはじめ、兵庫県全域でバスケットに関わる人の輪を広げられるよう取り組んでいく」と意気込む。